コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 私は君の連絡係。 ( No.86 )
日時: 2015/11/02 17:34
名前: ことり ◆E09mQJ4Ms. (ID: /bKE8PZK)

34.もしかしてだけど。

「「もしかして・・・凪くん?!」」

アタシと瞳は大声をあげてそう言った。


「ちょっと声、うるさい!」

黄泉が怒鳴る。大正解のようだ。


「告白はしないの?」

興味深々に瞳は聞いた。
いや、それを人に聞く前にアンタは??

ってなるんだけどね。
まぁ、そこは軽くスルー。

「すっするわけないよ、そういう瞳ちゃんはどうなのさぁー」

黄泉も負けずと言い返す。





あぁ。トイレいきたくなってきた。

「黄泉ー瞳ートイレいってくるー」

アタシはそれだけ言うと、立ち上がり、廊下へ向かった。

Re: 私は君の連絡係。 ( No.87 )
日時: 2015/05/08 14:49
名前: ことり ◆E09mQJ4Ms. (ID: .aSTFw3a)

35.開けると。

扉をあけると、そこには明日目がいた。

「よっ」
声をかけられたから、

「よっ」
そっくりそのままおかえしする。

つか、なんでこんなとこにいんのさぁ〜。

あれか。瞳に会いに来たんか。

そんな思考を遮るように、明日目は言った。

「ひまりに話があるんだ」

と。


*明日目side*

俺は、健吾や凪に内緒で、部屋を抜け出してきた。

なんでか?

ひまりへ話をするため。
それは、健吾には秘密にしとかないといけないことで、絶対にバレテはいけない。

バレタラ俺の人生は終わり、といっても過言ではない。

この話の内容から分かるかもしれないが、実は俺は、健吾たちにひまりが好きだということをいってない。
応援してる、なんていう設定になっている。

でも、俺はひまりが好きだ。何を言われようと。

友情と恋愛両方、なんて図々しいが、俺は健吾たちに一生秘密にしておくつもりだ。


___とうとうついた。

息をのむ。


扉をノックしようとしたとき


””ガチャッ””

ひまりがでてきた。






「ひまりに話があるんだ」


修学旅行はまだ、終わりそうにない。