コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 因果を変える物語り《早くも150。ありがと! ( No.10 )
- 日時: 2015/01/30 16:58
- 名前: せいや (ID: iT5/uwFU)
九章
呪物崇拝
優姫は。自分の過去を
今に至るまでの 道順を話した
自分の目的 成すべき事
成さなきゃいけない事
前以上に 熱心に話し語った。
そー言う事だったんだ。
徳川の発明の事なら僕も知ってるさ。
あれは言わば呪物だね。
禁に犯され 夢を見ようと
またそれに近づいてゆく
それを汚す者 否定する者は何人たりとも許さぬ
ってね。
恵みをもたらす神秘の魔力原子
でも それは ほんの一部の場所のみ
だけどね それでも構わないのさっ
人は自分が幸せと、感じれたなら
周りを見えなくなる。
それに害する反対者は
幸せを横取りしようとする犯罪者にかわってしまう。
言わば 宗教化していたと言っても過言じゃないほどに。
崇拝する人が多かったよ。
人であって人であらざる者って感じかなっ。
それで、その魔力原子を壊そうと
江戸城に行ったけど何もなかったって?
そりゃー。
今は江戸城にはなにもないからね。
いや、無いように見えているのかもしれないね
そもそも 魔力原子ってどう言う物かわかるかい?
《ぁあ。それは優姫からきいたからなんとなくは》
そっか。
魔力原子は本来目に見えないもの
なんだよ。
それを蓄積して 拡散するために 必要な器が必要
でその器って言うのが
地深石って言う原石なんだ。
それを一箇所にまとめる事によって封印と言う肩書きの
富を得た訳だね
頭いいよねーずる賢いって言うかさ?
さすが人間だよっ。
でも今わそれがない。でも自然も豊かさも戻らない
何故だとおもう?
そぅ 隠しているのさ
隠蔽って奴かな。
「隠蔽じゃと?」
《隠蔽なんか、なんでする必要があるんだ?》
「いやまて斗真。
なんか分かったような気がするぞ。
今もなお一箇所で 豊かになっても
なんの意味もない。
でも暴動は収まらぬ。
それなら原石を各自持ち運び
自分等だけ豊かな暮らしをすれば
統治もなく楽だとふんだのではないか?」
んー
惜しいけど。ちょっと違うかなー
原子を原石に移動できる装置は
2つとないんだよ。
だからそれを各所に持ち運ぶ事は難しい。
だからこれからは僕の憶測で話すよ
でも それのレプリカ
ぃいや。 その力のみを移動できる
装置を作ったんだとしたら?
人はその元根を隠すはずだよね
ばれないように
「それはどうゆう意味なんじゃ?」
ようは江戸城は本来あるべき姿じゃないものが
いま見えていると言う事かな?
《あるべき姿じゃないもの?》
簡単に言えば
幻ってことかな?
だからその隠すために必要なものを見つけ出さなきゃダメだと思うんだ
あくまで憶測だから
正解かは分からないけどね
「いいや。なにも分からず行動するよりは
目的があったほうがいい。感謝するぞ御霊」
《でも御霊、なんで憶測だけで こんな具体的な予想ができたんだ?》
それは
現世の君ならわかると思うよ斗真くん
今 人には何も使えないよね?昔の人が使っていたような物は。
《いや。それは違う。特別な一部の家柄。。》
そう、そこなんだよ。
なんで今もなお続く、貧困の中
一部は裕福に、なれる?
機械というもの、つかえる?
おかしいよね、それって。。
《じゃ。じゃーもしかしたら。?》
そ!もしかしたら…ね!
「その。そ奴らのいる場所 分かるのか?御霊!」
わっかるよー。
それわね。?