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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 世界で一番甘いキス〜チョコレートみたいな甘い恋〜 ( No.17 )
- 日時: 2015/02/02 18:47
- 名前: とらじ (ID: ySW5EIo2)
- 参照: 元・ちほりん(。・x・)ゞ♪
第二話 本物の恋
「好きだ!付き合ってくれ!」
「……え」
「あの、やっぱ、駄目、かな?」
「いや、その……」
「……」
神様、これは夢ですか?現実ですか?
現実だよね?
「いい、よ。」
「本当!?」
「うん!」
そう言って、白い歯を見せながら本当の笑顔を見せるわたし。
今日、好きな人に告白されました。
今日から、本当の“リア充”になります。
「黄泉ー!おめでとーっ!」
「黄泉ちゃん。おめでとう!心結ちゃんは?」
「黄泉、もしかして…………告白?」
上から順に、真美、美和、瞬(マドカ)
「みんなっ、見てたの!?………あ、心結は今日は休み!」
「見てた見てたっ!」
「ついに、本当のカレカノだねっ!」
本当のカレカノ、か…………
「うん!」
「あれ?瑠架は?」
瞬の言う通り、私に告白した瑠架がいない。
「逃げたな」
逃げた……?
「ま、頑張ってね!」
「恋のことなら、いつでも相談にのるから!」
「真美ちゃんは、彼氏がいすぎ………」
「あたしのことはおいといてっ!授業始まるよ!」
腕時計をみると、
「やばっ!完全遅刻!」
1時間目が始まる時間。
「だから瑠架、居なかったのかぁ……」
「そんなことより、早くしなきゃ!」
私たちは急いで階段を四段抜かしでダッシュ!
幸い、教室のドアが開いてて、まだ先生が来てなかったためか、教室は、休み時間かよっ!って、突っ込みたいほどうるさい。
ま、このうるささのお陰で、遅刻したのがばれないんだけどね?
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