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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: え、何、ここゲームなの?【合作】 ( No.18 )
- 日時: 2015/08/01 19:07
- 名前: 雅 ◆zeLg4BMHgs (ID: .HkLA/wn)
「よし、じゃあまず行きたい方向指すよ!
一斉に行くからね!
せ〜の!」
ビシッ!
ラピスが指したのは北。
トリノは西。
ミラノが南。
俺が東。
ユキが上。
ネコが伏せる(下?)。
「……」
相性が悪すぎる!
「だって今私たちこっちに向かって進んでたじゃん!」
「そこから先は海よ!
まずはこっちから隣町に行くべきだと思うわ!」
「南からお金の匂いがするぅ〜」
「金のにおいなんかしない!
と言うかまず砂漠で弱いモンスターと戦ってからだろ!」
「さばくぅ!? そんなところじゃお肌が焼けるじゃない!
向上心を持って進むなら、上よ!」
「「「空も飛べないのにどうやって進む気だ!」」」
「みゃぁ〜」
見事にまとまりのない5人。
「おい、謎の声!
お前も何か言え!」
『お言葉ですが……
まずあなた方の周りで退屈しているモンスターを倒してはいかがでしょう?』
え?
「ユラン、囲まれてる……」
気がつくと俺らの周りを、ぐるっとモンスター4体が囲んでいる。
「私、無理かも、逃げたい」
「僧侶は戦闘無理なのよ、逃げたい」
「何かアレ気持ち悪い〜、逃げたぁ〜い」
「俺戦ったことないし力ないって言われたし、逃げたい」
「ユ、ユキは踊ることしか出来ないから、逃げたい」
変なところで妙にまとまる5人。
よし、こういうときこそ、俺の脳が働くときだ。
「ラピス、お前はあの一番大きいのいけ。
トリノ、お前ならあのすばしっこいウサギみたいなのやっつけれる。
ミラノ、お前魔法使えるんだからあのゾンビみたいなのいけ。
ユキ、お前はどんな感じかわかんないけど気合で行け。
俺とネコで見守る。」
「「「「お前も戦え!」」」」
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