コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: *舞い散る頃(トキ)* ( No.10 )
日時: 2015/11/04 13:23
名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
参照: http:// teruteru522

〜1PAGE〜

「この穏やかな日に入学式って言うのも嬉しいよね〜!」

鈴が私にそう言って来た...。

確かに、雨なんかに入学式だったらちょっと憂鬱かもね。


まぁずっと楽しみにしていた中学にいよいよ入学かぁ〜♪

いざこの立場になってみるとやっぱり緊張するけど...。


「んもう、未来ってばー。 顔が強張ってるよぉ〜。 美人な顔が台無
 しだよ!?」

「鈴〜!? 小学校のころと同様からかうなよ!」


軽く頭を小突いた。


鈴とは小学校の頃に隣の席で、仲良くなった。


まだその頃は大人しかった私に鈴は一生懸命話し掛けてくれた。


『この人なら、大丈夫かな。』

私はそう思って自分の事も話すようになったんだ!



「でもさー、未来ってば彼氏作らないの?」

「またそれー?」

「だって、未来は鈴と違って美人だしさー」

「いやいやいや////」

「ほーらぁー、顔赤くなってるよ!?」

「うっ...でも作らないよ!?」

「あんなにいろんな人から告白されてたじゃん。 いいなぁ。」

「鈴にも良い人見つかるよ! それに私はいいの。 まだ早いしさ!」

「そんな事言ってたら、あっという間に良い人取られるよ!?」


最近はこんな会話も多め。


やっぱり恋とかにも、そろそろ芽生える時期・・・・・らしい。



でも私は恋なんかした事無いからなぁ。



「俺、ずっと新谷が好きだったんだ...。 付き合って!?」

「ゴメン。 嬉しいけど、まだ良く話した事ないし...」

「これから色々話せばいいじゃん!」

「いや...、まだ考えられないというか...。 ゴメンね!?」



断られる度にこう言って、断ってた。

だって恋なんて考えられないし、未知の世界だよ〜。


まぁ...、いつかは。 いつかはしてみたいなぁ。



新谷未来は今日から中学1年生です!


【続く】

またすぐに本編書きます!

コメ待ってます!


byてるてる522