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<第一章>四人の絆よ、永遠に


「湖夏！また、同じクラスだね！」

「うん！今年もよろしくね！陽菜、冬架！」

「俺も一緒だよ!?忘れてるよね？」

「ごめんごめん。忘れてた」

あたし、小野 湖夏。

なんと、また四人で同じクラスなの！

「そー言えばさ…………」

「千秋、どうしたの？」

「テレビでやってた、『四季プロジェクト』本当にあるのかな……」

……千秋が珍しく、ニュースのこと話してる！

レアだ！

「あー、あれね……あるんじゃない？」

だって、嘘のことはテレビで言わないよね!?

「もし、本当にあったら…………」

「だから、あるんだってば！」

「俺、この四人で行きたいな。」

「あっ、楽しそう！」

確かに楽しそうだけどさぁ……

「あれって、バラバラになるんでしょ？」

四人で同時には、行けないよね……

「湖夏！約束したじゃん！」

約束……？

「「「俺たち＼私たちの絆は、永遠だよ！」」」

小学生の頃、約束したこと……

まだ、覚えてたんだ。

「そうだね！」

もし、四季プロジェクトが、本当にあっても、大人になっても、私たちの絆は、永遠だよね！