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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 哀昧喪糊。−あいまいもこ− ( No.7 )
- 日時: 2015/03/22 20:04
- 名前: めろんそーだ (ID: Ov8Bp1xS)
「_________は?」
こいつは何を言っている?
来栖さんって、
だれ、だって?
「お前、何言って……」
「だから。来栖さんなんて、うちのクラスにはいないじゃん」
俺の頭の中で、何かが割れる音がした。
「ハァ!?来栖、来栖萌湖さん…だぞ?」
大きな声を出して汐を怒鳴りつけてしまった俺に、クラス中の目が集まった。
しかし今の俺にはそんなことはどうでもよくて、皆に問いかける。
ただ、誰かに『来栖萌湖』という存在を、認めて欲しかっただけなのかも知れない。
「な、なぁ……っ、皆は、来栖さん、知ってるよな…………?こいつの、冗談、だよ、な……?」
知ってるって言って欲しかった。
その言葉だけで良かったのに。
世界は残酷だった。
皆、皆口を揃えて言った。
________知らないよ
汐は俺のほうを再度見た。
もう俺は狂ってしまったのかも知れない。
自分のパーツが欠けたような感覚。
「……落ち着け、リュウ」
「これが落ち着いてられるかよ!!」
俺は無意識のうちに叫び散らしていた。
どこだ、来栖さんは何処だ。
私はここだよって言ってくれよ。
また笑って話せるんだろ?一緒にいられるんだろ?
皆が言ってることなんて嘘だよ、って笑ってくれよ。
なぁ、何処にいるんだよ。
「……来栖さん!!!」
走って教室を飛び出した。
あの笑顔のもとへ。
何処にいるかもわからない、あったかいあの人のもとへ。
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