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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: アゲハ蝶▼△短編 ( No.14 )
- 日時: 2015/03/08 21:27
- 名前: *恋幟あげは (ID: xStpW3P0)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
俺は泣き崩れた。
その瞳から落ちる涙に名前を付けるとしたら何だろう。
後悔、卑屈、自滅、大破、号哭。
いや、これは
愛情だ。
聡美と再会し涙を枯れるまでだした後、聡美は思いを成し遂げたように空へ消えた。
その時の表情は寂しげながらも可愛らしい笑顔だった。
泡のように空へと儚く消える聡美を見てふと思った。
「炭酸が……抜けた……」
俺は刺激という鎖から放たれたのだ。
☆
やっぱり炭酸は抜けた方が私は好きです
噎せませんし覚悟も要りません
甘い方が私は好きなので
でも彼は少なからず刺激を愛してたのでしょう
否、炭酸のような刺激に酔っていたのでしょう……
悲しくもありなんだか普通に惹かれますよね
大切にすべきなのは今出会いたい刺激よりも
今手元にある普通が先なのかもですね
ほら、コーラの泡が消えましたよ……
1.『コーラ』終
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