ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

「え？ 何？ あんたまさか、夕香に気があるの？」


【ついに１００行目突破！！ また目次直さなきゃな・・・・】

「え？　いや……」


【百行目おめでとうございます！】

俺は話題を逸らすことにした。

【もう１００行ですか。早いものですね】

しかしいい話題が何一つ浮かんでこない。


【まだまだ続きますよ。返信の限界が来ても続けて見せる！！】

「怪しいなあ〜」


【頑張ってください！】

そう言って俺の顔を覗き込む夕香から、慌てて顔を背ける。

「誰がお前なんかに!」

確かに、肩の下まで伸びるさらさらの黒髪は、魅力的だと思う。


【誰か僕の代わりにこの流れの続きを・・・・】

顔立ちも、確かに美人と分類されるものだろう。

だが、俺はただの面食いでは無いんだ悪いな、中身を直してから出直してこい！！


【 志木圭介さんありがとう！！】

というわけで俺は毅然として言い返した。

「安心しろ、お前にそんな気持ちなんか持って無い。(キリッ)」

決まった・・・！と、ドヤ顔の俺に彼女は言った。

「キモッ！！」


【こんな言葉使うの何か月ぶりだろ】

「うっ……！」

その言葉はたった三文字だったが、俺の心を深く抉った。

「うん。あんた、キモいんだね」

【上のセリフは、優希です】

納得された・・・・だと？

しかも女子二人に・・・？

あれ……、夕香は罵倒するために俺を連れてきたのか？

なるほど、そういうことですか・・・・それなら半ば無理やり連れて来られた理由もうなずける。

いや、納得できない・・・というかひどすぎる！

なんで俺が夕香なんぞというついさっき名前思い出したレベルのそこまで親しくない奴に振り回されなくちゃならないんだ！！

夕香「なに言ってるの。」

「え？」


【主人公の台詞ですハイ。他の方たちはどこに行ってしまったんでしょうか・・・・最近見かけませんね。人数が多ければ多いほど、作風に偏りが無くていいのですが……】

夕香「今の、声に出てたんだよ(クスッ」




【時間帯の問題ですよ＾＾】

「そ、そんなことより、いい加減どこに向かってるのか教えてくれよ」


【そうですよね。そろそろ話を進めようかな。】

うそだろーーーー！？と内心思いながら本題に入ろうとした。

「うーん。どこに向かってるのかって言われても・・・・」

「じゃあ、言い方を変える。何の目的でここまで来たんだ？」

「・・・・ちょっと、買いたい物があって・・・・」

「買いたいもの？ この先に、何かの店でもあるのか？」
「店、というか、工具店？ というか……」
　今日の夕香は、めずらしくはっきりしない。

こんな夕香はレアなのかもしれない・・・

いや、間違えなくレアだ。

優希「キモい。」

またしても罵られた。


【台詞の前にキャラの名前を付けなくてもコメント内で補足していただければOKです。】

それにしても、何かを考えている時の俺はそんなに気持ち悪いのだろうか。

【参加してもよろしいでしょうか！
一応小説に関係ないので【】をつけて喋っております。参加希望です！】

【もちろんＯＫです！　最近参加者の方が少ないので助かります！！ 誰でも参加ＯＫです！！ 皆来てね。】


というか、俺はいつまでこの二人の再会に付き合わされるのだろうか。

【参加させていただきます！】

そろそろ帰りたくなってきたので、ここに来てあまり経っていないがドアに向かって歩き出す。

最中、夕香に肩を掴まれる。

めんどくせぇ…と思いつつも「何だよ」と応じてやる、感謝しろ。

「まだ用が済んでないんですけど」


【夕香に用があるからついて来てほしいとこの通路に連れて来られた。というあらすじになっております。くわしくは以前の文をご覧ください】

「だから、その用がなんなのか聞いてるんだよ！」

「だーかーらぁー買いたいものがあるって言ってんでしょ！！」



【腹減った。】

「あ・・・そうでしたか」

夕香の剣幕に押され、肩をすぼめる。

優希は思った。バカな奴・・・と。

夕香も思った、バカな奴…と。

そんな二人の顔を見てその心情を察した俺は、二人は良く似ているんだなと、関心するとともに警戒心を強めた。

警戒心を強めたとはいえ、このまま突っ立ってるワケにもいかず、何か買いに行くんだろ？と言ってまたドアに向かって歩き出す。

「だーかぁーらぁ！！ この通路の先に買いたいものがあるって言ってんでしょ！！」


【————という設定になっております。以前の文より。】

【う。す、すみません…一応読んだには読んだのですが…】

「あぁもう、るっせぇな！ていうか何でそれに俺が付き合わされなきゃなんねぇんだよ！つか帰りてぇんだけど！」

【いえいえ。後から来た方は文が多すぎてどうしても読みづらくなってしまうものなので、こちらの配慮も足りませんでした。以後、気をつけます。】


「最低っ！！ 夕香が頼んでんだから付き合ってやんなさいよ」

【お久しぶりです！】

…やっぱり、こいつ優希に似てるな

【本当にお久しぶりです！ また来てくれたのですね！！】


俺の気持を考えないところとか特に。



【追記：祝！！ 参照数千回突破！！】

【またよろしくお願いします！】

二人の女子に怒鳴られ、顔が引きつっていたのもあったのだろう、「似てる」などと考えていると、どうにも口角が上がってしまう。

夕香「え…何にやけてんの、キモいんだけど、ちょっとやめてくれないかな…マジキモい…」

またも罵倒され、加えて今度は気まずい空気も流れ始める。



【なんだかここ数日話が進まないや・・・・このままでは話が行き詰ってしまいます。———というわけで明日は物語の展開を重点的にやっていきたいと思います。良ければ皆様ご協力を。強制はしませんが、せめて頭の片隅にでも。まぁ、行き詰ってもなんとか出来る自信はありますが、手遅れになる前に、一応。】

夕香「はぁ…まぁいいわ、とにかく行くよ、ついてきて。勿論優希も」

【了解しました！頑張ってみます！】

夕香にしては珍しく、さりげなく場の空気をリセットさせた。


【ありがとうございます！】

断る理由…は、まぁ無いこともないが、断るとまた面倒なので素直についていった。

夕香のヒールはコツコツと、硬質な足音を立てて歩く。


【誰か居ませんかー】

その音は、地下通路中に空しく響き渡る。

「なあ、ほんとどこに行ってんだよ」

「・・・・どこって言われても、私、あのバーの名前知らないのよね。最近知ったばっかりだから」

「は？ バー？」

【久しぶりです！ ネットがつながらなくなってしまい、今復活した次第です！
】

「そうよ。まぁ、コーヒーとかもあるにはあるんだけどね」


【それは災難でしたね。僕もたまにルーターの調子がおかしくなって使えなくなることがあるんですよね。まぁ今回は合宿に行っていただけなのですが。】

「そうか。」


【合宿ですか。私もそれでGW丸潰れなんですよね……】

「そうよ・・・・」


【どうも、四日ぶりの全州です。別に面倒臭かったわけではないのです。
ただ、風邪を引いてしまいまして、さらには最近授業後の補習が始まりまして・・・・
そんなわけで少々ペースが落ちるかもしれませんが、僕は途中で投げ出したりしません！！
どうか今後とも、よろしくお願いします。】

数分ほど歩いた頃、奥のほうにほのかな光が見えた。

【また、帰還しましたｗ】

おかげで俺たちの間に流れていた沈黙は、終りを告げた。


【お久しぶりです！！ そしてお帰りなさい！ 大変ありがたいです。
　今後もよろしくお願いします。(こればっかり言ってる気がする・・・・)】

「そろそろだよ。」

【無事生還】

そんな、平凡な一言によって。

奥へと進んでいくと、古ぼけた、木製のドアがあり、ほのかな光は、その隙間から漏れだしていた。



【誰か居ませんかぁ〜】

「ここ、ほんとにバーなのか？」

「そうじゃなかったらなんだってのよ…バー以外の何物でもないわ」

夕香はため息交じりにそう言うが、天井からぶら下がったいくつもの裸電球は、爛々と光り輝いており、この明るさでは、バーとは言えない気がする。


【明るさがなんとかルクス以下の場所はバーである、というような法律があったはずです。多分。】

なにわともあれ、せっかくここまで来たのだからと夕香に促され、店の中へと入る。

とここで、優季がいなくなっていることに気がつく。


【おはようございます。誰か居ませんかぁー】

「あれ、お前の連れは？」

【秋田に行ってて書けませんでした。】

「え？ あ、そう言えば……」


【お帰りなさい！！】

優希はいつの間にか、カウンターの向こう側にいた。

【これからしばらく書けないかもです。】

ということは、さっき壁に釘を打ち込んでいたのは、あとであそこに看板か何かを掛けるためだったのだろうか。


【・・・・まぁ、最悪一人でも、なんとか、します・・・・多分】

一見ごく普通の建物の中にある、通路の壁に掛けたところであまり意味がないような気がするけれど。

まぁ、それでもきっと、掛けないよりかは、ましなんだろう、多分。



【今更ですが、目次をコンパクトにまとめる方法を学びました。どうでしょうか？】

お客さんも、それなりに居るみたいだし……


【……寂しい】

「今日はお客さんとして迎えるよ、夕香。それに君も。」

【おお、コンパクト！】

優希は俺を指さして、わざとらしくウインクをした。


【お久しぶりです！ ありがとうございます。】

三人の間に微妙な空気が流れる。


【ただいま帰りました。】

優希もしばらく固まっていたが、ごまかすように大きな咳払いをして、俺たちに目の前のカウンター席に座るよううながす。

優希は慣れた手つきで二つのグラスにトングで掴んだ氷を入れて、ボトルから水を注ぐ。


【皆どこへ行ってしまったんだろう………僕はまだ諦めない。】

ただの一滴さえも、水をこぼすことはなかった。

【入ってもよろしいでしょうか…】

完全にプロの技だった。

【もちろんです。】

手の動きはなめらかで、スキがない。

【すいません、部活忙しくて。出来るだけ書けるよう頑張ります！】

俺の目は優希の手つきに釘付けとなった。

【ありがとうございます。頑張ります！】

「なんかさっきからずっと優希の手見てるけど、何してんの？」

そう言って、夕香は俺をじろりと睨みつけた。


【もちろん僕も頑張ります！ 皆さんありがとうございます。】

身がすくみ、たまらず眼をそらす。