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「はい、これ。君用。お酒弱いんでしょ？」

【子猫のあゆさん、こんにちは。】

【やっぱ、少しだけ参加します。】

「あっども。意外と優しいとこもあんだな。」

【こんなでいいですか？】

【こんにちは。参加させていただきます。】

「"意外と"は余計」

【あゆちゃん、私も来ちゃった】

【私も参加させていただきます。(たまにしか来られませんが。)】

本当に夕香に似てる・・俺は改めてそう思った

【あゆー、こっちにいたんだね】

【みなさま、うまくかけないですが、どうぞよろしくお願いします】

「てか、早く飲みなさいよ。ブラッディ・マリーを千分の一に薄めたやつなんだからさ」

【何かすごいですね…。　とりあえずよろしくです。】

【おぉ、見ないうちにもの凄いことになってますね。無論全員参加ＯＫです。これからもよろしくお願いします。】


「なんでなんでもかんでも千分の一に薄めるんだよ」


【>>204まさかコメントを頂けるとは夢にも思っていませんでした。ありがとうございます。今後も頑張ります。】

「千分の一が調度いいから？・・いいから早く飲みなさい！」

【お二人とも(るるるさん、全州明さん)よろしくお願いします。mary！あやのん！二人もき来たんだ！お互い頑張ろっ(私の小説じゃないくせに上から目線・・)】

急かされて、俺はしぶしぶブラッディカットを口にする。


【こちらこそよろしくお願いします。味はお任せします。】

甘酸っぱく、どこかほろ苦い、これが大人の味というやつなんだろうか。

「味はどう?」

「なんかまぁ、うん……」

「はぁぁぁ・・はっきりしなさいよ！！」


【遅れてすいません！テスト勉強と習い事で・・】

千分の一に薄められていてほとんど味がしないというのに、どうしろというのだ。


【いえいえ。リレー小説とはいえ、別に順番が決まっているわけではありませんし、無理に続きを書く必要はありません。書きたいときに書けばいいんですよ。僕もそんな感じですし。】

【あっはい。無理にだなんて。書きたいときにですか。明日からテストなんで、来れたら来ますが、もしかしたら４日まで来れないかもです。】

「大人の・・味？まぁ、そんな感じ？」

【ごめん。なんか雑で。】

雑ッ！　と言われるかと思ったら、でしょ！？　と優希に喜ばれた。

【にぎやかですね、よろしくお願いします！】

案外気が合うかもしれない。

【やった！更新された。一人は寂しいんで待ってました】

【途中で送っちゃいました！】

「それで？用事はこれで終わりだろ？」

【僕も寂しかったです。】

「はぁ？ そんなわけないじゃん」


【言い忘れていましたが、「」で一行とみなされるので、「」内ではいくつ。があっても問題ありません】

【よかったー！】

「はぁー？まだあんのかよ。めんどいなー。一つ付き合ったんだし、あとは一人で行けよ。」

夕香は眉間に皺を寄せて、むっとした顔で睨みつけてくる。

「しょうがないでしょ、私だって欲望の一つや二つあるわよ！」

【おひさです、遅れてすみません】

隠しもせずに、きっぱりと言った。

店内に響き渡るほどの声量で。

「おい…。それ、外に聞こえたらどうすんだよ」

既に店の客全員に聞かれてるけどな。

「な、何よ。そう言うことはもっと早く言いなさいよ……」


【雑談提示板が大変なことになってます。荒らしでしょうか。】

【全州明サン、なんてサイトですか？見に行きますっ！】

【すいません返信遅れました。見に行かない方がいいですよ。絶対壊れてるんで。それについ昨日、管理人さんに削除して頂きましたし。】

夕香は今さら恥じらいを見せ、頬を赤く染める。

二人の間に、もう何度目かわからない、気まずい空気が流れだす。


【誰も来なくて自分が連続で書いている場合、一記事に一行だとかさばるし、無駄に長くなるということに今更気が付きました。故に、僕が連続で書いているものは今後、結合され、一つにまとめられます。】

この空気をぶち壊せるのは、おそらく優希くらいのものだろうが、今は仕事中だ。
……どうしたものか。

果たして沈黙を破ったのが夕香だったとは、誰が予想しただろうか。

「で、注文、何にする？」


【もういっそ普通の小説にしてしまおうかな……】

【すみません、全然書けませんでした！　これからは参加します！】

「アルコール度低めのとか……もしくは酒じゃないのとか、あるか？」

「うーん。水割りならあるけど……」


【ありがとうございます！！ 無理言ってすいません。】

【ちょっと24、25、26と書けないかもです。合宿で……】

「あ、じゃあ限りなく薄くして。」

千分の一という言葉が脳裏をよぎった。


【了解です。無理しないで合宿頑張ってくださいね。】

なぜかはわからないが、とても嫌な予感がした。

俺の不安を察したのか、夕香がニヤっと笑う。

何故だか背筋が凍りついた。

あの笑い方、あれには見覚えがある。

【乱入します！】
「コレを飲んだら、思い出せるかもね？あと５ｍｍの夢」

「はぁ？ ５ｍｍの夢？ 何言ってんだよ、お前」


【参加、ありがとうございます！
本リレー小説はよほどおかしなものや、それまでの全てを台無しにするようなもの(例えばいきなり主人公が巨人の力に目覚めて全員食べるなど)でない限り、展開は全て次の一行を書く人にゆだねられます。
ですのでこの後どうなるかはお任せします。】

【了解しました……フフッ←】

夕香の言葉に思い当たる節があるのは……全力で否定したかった。

【乱入していいですか？(１文で矛盾が出来た)】

【もちろんです。最近人が少ないので是非お願いします。】


が、あまり必死になると、返って怪しまれるかもしれない。

【ありがとうございます！】
いつの間にか、目の前には……ん？薄緑の水が入ったグラス……？

「これ……飲むのか？なんかヤバい色してんだけど……」

……俺、明日まで生きてるかな？

「このバーで、毒は取り扱ってないんだけど？」
【優希のセリフです】

心を、読んだだと！？

「じゃ、じゃあ……この酒にも名前あるんだろうな……？」

「うん。多分、ね……」

その言葉を聞いて、俺には渋い顔しか出来なかった……これの名前は分かんねぇのかよ結局。

一応この店の店員である優希に聞かないところを見ると、たった今適当に作ったものという可能性も考えられる。


【>>186-200行目より】

「……毒じゃないんだよな？合法だろうな？」

「……多分、ね……」


【夕香の性格上怒らせてもいいかなと思ったのですが、ここは敢えてユーモアを混ぜてみました。】

【了解です】
……このまま会話(になっていないが取り敢えず会話と呼んでおこう)を続けていても らちが明くわけがないので取り敢えず目の前にある飲み物(？)を飲んでみた。

【小説のリレーがあるとは…!面白いです！更新、頑張ってください応援しています！】

【応援ありがとうございます！！ そう言うコメント中々頂けないんですよね。】


口に含むと、ややぬるかった。

【ずっと、応援しています！良ければ、私の小説を見ていただけたらと！(~恋の病にかかった私~)と、(私が生きる価値は何…？)です！長々とすみませんでした！by桜色グミ】

【桜色グミさん、その小説読んでみましたよ(生まれつきの病気……だと……)←】
「俺は、これを飲んだことがあるのか？」
【さて……そろそろ『何か』を思い出すのｋ((殴】

【桜色グミさんへ　二つとも言いタイトルですね。近いうちに見に行ってみます。】


頭の片隅に、ぼんやりとした、記憶の断片が引っ掛かる。


【記憶の断片の使い方あってますかね？ さて、引っかかるものとは果たして何なのか……】

「思い出した？」
【次へパス】

【何、だと！？】

「あ、あぁ」


【少し進んで次へパス】

「じゃあそのお酒の名前も……分かる？」
【また次へパス〜】

「ん？ あ、あぁ」


【まさかの曖昧な返答】

極限までに薄めてるから名前はよく分からないんだよな…… メロンソーダサワーか ミントリキュールかMIDORIか……。
【物語が進まないまま一行という短い時間は過ぎていく】

……これって優希に聞けば済む話じゃね？


【本末転倒(笑)】

「因みにそれはミントリキュールだけど」
【お構い無しにバラす優希】

【乱入していいでしょうかー？(文章がおかしい...)】

【では】
「・・・それバラすんだね」
【って言っちゃう主人公】

正直言って、バラしてくれた方が嬉しかったのだが……まあ、反語ってヤツだ。

夕香はさぞ不服そうにしているが、こういうときは下手に声を掛けない方がいいだろう。


【すいません。返信遅れました。なかめーmさん、もちろんです。それと、待たせるのも悪いので僕が居ないときは二人で勝手に進めちゃってください。】

【わざわざすいません。最近はコメント難しい、かな？】
「ねぇ、夕香。」
【続きが浮かばないのでパス】

【えっと……>>280を勝手に優希のセリフだと自己解釈しますよ？】
「……何？」
【不貞腐〜】

「なんでそんな、怒ってるの？」


【>>280 最近何かと忙しいんですよ。学校が始まってしまったので。】

コクコク頷いた俺は夕香に睨まれた。

【それは私が皆さんに言った言葉です。大丈夫ですよ私もそんなに来れないんで。】
(ひっっっ・・・・・何か怖い・・・・・・)
夕香の睨む顔が怖すぎて俺は声が出なくなった。

「怒ってなんかないけど？」
【怒気を孕んだ声だと思います】

【お久しぶりです。久々ですがよろしくお願い致します！】

いや嘘だ、絶対に嘘だ。

……っていうか……夕香は俺が「何か」を思い出してないから怒ってるんだよな？

「何かって…………何だ？？」
【独り言として呟く主人公】

呟いた次の瞬間、俺は夕香に頭を強く殴られていた。

「痛ったァ！！めっちゃ痛い！！やめて〜」

「思い出せないの！？なんで私が あの仕事場に何度も行ってるのか！！！」
【主人公の名前……決めたいな〜……】

「は、ぁぁ？わっかんねぇよ・・・。ていうか何コレめっちゃ痛い、血がぁぁぁ！！」

【初めて参加させていただきます。お願いします。】

【最近できて無くてすみませんでした...】
ぶっ、と優希が吹き出した。

手にべっとりと付いた赤い〝それ〟は、なぜだか懐かしさを覚えた。


【え？ 血が懐かしい？ 血？ ブラッディ？ あれ、それってどこかで……

以下業務連絡

お久しぶりです全州です。一行リレー、これまで以上に盛り上がってますね。うれしい限りです。最近何かと忙しいので返事が来なくても気にしないでくださいね。
あともう少しで三百行。早いものです。ブラッディ・〇〇ーは前半の方で出てくる例の〝あれ〟です。使うか否かはお任せします。
今後とも、一行リレーをよろしくお願いします。
なんて言うとどこかの証券会社みたいですね。(笑)】

【追記：雑談提示板がなんかえらいことになってますよ。】

「なんで殴るんだよ！そしてなんで笑うんだよ！あーもー、いつものガーゼ……って……ん？『いつもの』……？」
【ざ……雑談掲示板……うーむ……】

【いかがなさいました(・・`)?
これって続けて書いてもいいやつですか？】

「？、どうしたのー？早く拭きなよ。」

【すいません続き書いちゃいました】

「……いや、なんでもない」


【ルールを一部変更しました。今後は続けて書いてもいいやつです。というかお願いします。】

……確かに「なんでもない」……けど一気に謎が増えてかなり気になるんだが。

……訊いてみるか。