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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: レン・アイ追いかけっこ→【コメント大歓迎!】 ( No.15 )
- 日時: 2015/05/11 06:39
- 名前: 伊吹吹雪 ◆u2YjtUz8MU (ID: t5nfvz02)
5.空色プラネット2
トレーニング、走り、休憩を繰り返している、陸上部の部活。
「昼食休憩ー!」
部長がそう叫ぶと、部員たちがわっと散らばって、我が弁当へと散らばっていく。
「ほらあーんして。」
「ねえねえ、あたしのも食べてよ。」
?
愛が不思議な声が聞こえたところへ行くと…
自分に稲妻が落ちたのが分かったくらい、変な光景が繰り広げられていた。
…蓮先輩が、2年の女子の先輩に囲まれていたのだ。
2年の女子は、自分の弁当以外に、なぜかもうひとつ小さな弁当箱を持ってきている。
そして、それを「あーん」してもらっている蓮先輩。
「蓮くん、美味しい?」
「うん、美味しいよ。」
「ねえ、私、蓮くんと間接キスしちゃったー!」
「いいなー!」
まるで、「きれいなお姉さん達にお世話されている小さなモテモテ少年」の状態になっているにも関わらず、蓮は慣れているようで普通だった。
何ですか、コレ。
「ねえ、みんな。」
「何?」
「愛ちゃんが見てるよー!」
「え、別に恥ずかしがることじゃないし。」
「見られても別に。」
え、恥ずかしくないんですか!?
てゆうか、女子の先輩たちより、蓮先輩が恥ずかしいんじゃないんですか?
と心で思っていると…
「「「「「愛ちゃんもやる?」」」」」
女子の先輩4人+蓮先輩にそう言われ、
「一人で食べます!」と愛は言うと、1番離れた芝生のところに行った。
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