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Re: 零fighter山鷹隊【参照3000超え大感謝!】 ( No.105 )
日時: 2017/06/27 00:35
名前: ワタル (ID: q6B8cvef)

【戦慄の母艦……完】


戦慄の母艦。

スリープルームは、触手で埋め尽くされ"SF映画"さながらだ!


触手にさらなる技をかけられる、瀕死のプロットマン!

キャメルクラッチで、海老反りに折りたたまれた!
さらに、仰け反る身体を曲げ続ける!
まるで人形の様に、いとも簡単に真っ二つだ!


即死!


戦慄が走る!!


A・J「………プ、プロットマン!」


恐怖に青ざめる!

大量に返り血を浴びて、百戦錬磨のA・Jですら、気が動転しそうだ!

触手は死んだプロットマンをゴミの様に投げ捨てた!
そして、狙いをA・Jに切り替える!!


首を締められ、手脚を拘束される!


A・J「……くそ、俺の人生も、これまでか……」


圧倒的な力の差に、絶望した。

なす術もなく、死を覚悟するA・J。


と、その時!


凄まじい熱風と共に、身体が自由になる!


コズミック・サイコスネーク登場!!※以下スネーク改


スネーク改「汚物は消毒だぁあああああ!!」


ゴオオオオオオオオオオ……



ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ……



ゴオオオオオオオオオオオオオ……



それから、A・Jは、しばらく記憶がない。

だが、どうやら戦いに勝利したようだ……。

戦慄の母艦で、生き残ったのは、

A・J、スター、リンクス、そしてスネーク改。

彼らは、装備を整え、再び魔城を目指す。

やはり、倒れた円柱を探索すると、中央付近に隠し通路を発見した。

進軍を試みる……。


……。


……。


一方、シャーク将軍と対戦していたミフネは、吊り橋を警戒しながら渡りきり、
ヨシュアの愛刀"ジャマダハル"を、回収。
さらに、
行き止まりの窪みには、頭上へと続くハシゴが伸びていた。
その、ハシゴを登り始めるミフネ。

ミフネ「こんな所で、死ねるかってんだ! ……待ってろ皆! あの馬鹿(悪魔)共は、このオレが裁くっっ!!」


……。


……。


その頃、目覚めたゾーンは、魔城に浸入していた……。

激しいスコールを、避ける為、壁伝いに、魔城の中庭を進む。

すると、
飛行する小型の"鳥の様な生き物"を目撃した!
羽ばたき、その足に何かを掴み運んでいる!

ゾーン「出たな! 悪魔の化身め! これでもくらえ!!」

ズドン!!

外した!?

その鳥の様な生き物は、良く見ると銀のフクロウ。

銃撃に驚き、運んでいた物を落とした!
狙った弾丸は、空を裂く。

銀のフクロウは、上昇してゾーンの射程距離外に移動しようと、
退避行動を取る!

ゾーンもまた、追い撃ちをかける様に銃を構えるが、
激しいスコールで眼も開けられない!

ゾーン「くそ! 逃したか!? 運の良い奴め! このスコールされなければ!お前なんぞ!……ん?何か落としていったぞ?」



ザーーーーーーーー。


ザーーーーーーーー。


ゾーンは、
激しいスコールの中、銀のフクロウの落としていった、
メッセンジャーバックを手に取る。


ゾーン「こ、これは!?」

それは……、


紛れもなく!


ゾーンが、臨死体験をした際に、見たクリスタル!


あの!


2対のクリスタルのうちの一つであった!!


ゾーン「何だ!?この燃えるように紅く! 輝く! 眩い!クリスタルは!?」


ゾーンが、その炎のクリスタルを、手にした瞬間!

身体の奥底で、何かが変わった!



その輝きこそ……、燃ゆる秘めた闘志……。

よもや……、

しばらくの間、遠のき、古い過去に置き忘れていた、あの熱き想い……。

何者も恐れる事を知らずにいた、若き眠れる無敵の魂!!


今こそ、呼び覚まし、蘇る!!

荒ぶる鼓動!!!!


ゾーンの脳裏に、電光石火の如く、煌めく閃光が走る!!!!

再び、その眼差しに、活きた瞳を取り戻す!!……つづく。



次回 【全てが変わる時。】乞うご期待。