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Re: 零fighter山鷹隊【参照3000超え大感謝!】 ( No.108 )
日時: 2018/06/14 20:37
名前: ワタル (ID: q6B8cvef)


【予期せぬ悲劇!!ヴァルキリー玉座に散る】


ここは、魔城の最上階?なのであろうか?
窓一つない円形の間。


激しいバトルの末、氷の女王ゴーストマンモスを打ち下したのは、
女将校ヴァルキリーである。

しかし、あっけない。

ヴァルキリーは無言のまま、
激しい戦闘中に床に落としていた"総督ハット"を拾い、
斜めに被り直すと、艶めかしい腰つきで、コツコツと優雅に歩く。
その向かう先に、見事な装飾で、かなり年代物と伺える玉座がある。

【古(いにしえ)の悪魔の椅子】である。

ヴァルキリーは、
倒れたゴーストマンモスの生死も確認せず、

まるで、
魅了されたように、玉座を凝視した。

気がつけば、その瞳は、すでに虚ろ。

時折、
恍惚な表情を浮かべて見せた。

そして、
引き寄せられる様に、玉座へと歩み寄る……。

急激な脱力感に襲われるヴァルキリー。

直後、
ツーンと鼻腔を刺激する、蒸せ返る様な"濃厚な匂い"に支配された。

この時、
腰が引けて、下腹部に異変を感じて内股になる。

さらに、
動悸が激しく、
思わず鼠蹊部を押さえた。

汗ばむ身体と、毛穴や、鼻の穴、
そして、穴という穴から溢れ出る体液汁。

尋常ではない程の量の分泌物が、
太腿の付け根よりも際どい中央付近から、おびただしく泉のように溢れ吹きこぼれる。

酸味の強い、卑猥な匂いを、その股の間の周辺だけにのみ漂わせいた。


玉座に近づくにつれて、ヴァルキリーの様子に変化が見られる。
下腹部が異常に熱く、火照り、真っ直ぐ歩けたものではない。

身体中が、発汗して、息が弾む。
堪え切れずに、身につける防具や、衣類を次々と、脱ぎ捨てるヴァルキリー。

武器を放り、

甲冑を脱ぎ捨て、

下着を剥ぎ取る様に脱ぎ、
"どうにでもなれ"と言わんばかりの、
恍惚かつ解放的で、
だらしない表情を浮かべながら、欲望剥き出しでソレを宙へ放つ。

もう二度と、
再び身につける事はなく廃棄するかのようにして、
背後に投げ棄てられた。

まるで水瓶に浸かり、取り出したかのような、
グチョ濡れのソレは、
冷たい床に着地すると、濡れ湿った音が水面(みなも)の様に鳴り響く。

ヴァルキリーは、
これ以上無いくらいに顔が真っ赤に火照り、高揚していた。

膝がガクガクとして、まともに歩けない程、
興奮している。



その玉座は、生命を宿し、息吹、生存している……。

生ける悪魔の椅子。

玉座に腰掛ける、深い位置の座面には、まるでロングホーンの様なツノがそびえ立ち、獲物を誘惑する。

その素材は、海綿体。

悪魔の生殖器である。

紫色に妖しく発光し、

赤黒く鼓動し、力強く雌を虜にして、そそり立つ。

異常に太く逞しく、充血して脈打った。

さらに、
メスの理性を破壊し、脳と神経を犯す程の強い臭いを、その先端から放つ。

獲物を前に、今か、今かと
上下左右に器用に動かせてみせる。

この玉座こそが……、

生ける悪魔の椅子!!

"主"!!

である!!!!

数百年に渡り悪魔の女王を、繰り返し育て、生み出して来たのだ!

この玉座に"選ばれし女戦士"が座れば最期。

無数の荊棘(いばら)に、全身を弄ばれ、
覆い尽くされるように拘束された後、

全てを洗脳され、永久に生き墓標にも似た状況にされたまま、

数年に渡り、その状態(美貌)を維持したまま、開発されていく。

その間、思考だけが残され、夢とも現実とも区別のつかない"刻"を過ごす。

やがて、

開花するか?

萎んで、

枯れ果てるか?

いずれにせよ、選択肢は二つ。

執拗な責めに耐え、生き抜き、魔界の女王として復活するか……?

そのまま、快楽に溺れ、"主"の玩具として永久に弄られた後に灰と化すか……?


哀れ女将校ヴァルキリー。

気丈な女戦士は、【快楽の誘惑】に"弱い"という"弱点"があった……。


玉座の荊棘に、
自ら身を委ね、

剃り立つ"主"に涎を垂らし

"無我夢中"で嗚咽交じりに奉仕しながら、

脱ぎ捨てた、下着を脚を伸ばし、足の指で拾い、自ら狂ったように頭から被り、

"無我夢中"で"主"を貪る。
充分その臭い、味を覚えると、喉を鳴らし、
蹲踞(そんきょ)の姿勢のまま、背面騎乗で腰を振り続けた。

まるで杭打ち機の如く、永久に激しく腰を振り続け、完墜ちした……。



やがて、
荊棘は、この上なく丁寧に獲物を優しく取り囲む、
歓喜に震え、幾度となく、絶頂に達したその獲物を、
今度は"主"が全身をまさぐり、充分堪能すると、
急激に縛り吊るし、がんじがらめに、
グルグル巻に締め上げた……。

それから、全てを呑み込む様にして包み込む。

その後、
"つぼみ"を作った。

……つづく。


次回 【魔城落城!カウントダウン!】どうぞお楽しみに。