コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 零fighter山鷹隊 ( No.13 )
- 日時: 2017/04/27 23:15
- 名前: ワタル (ID: Fbf8udBF)
【超セクシー!女森林警備隊!】
各地で起こった満月の夜の激しい戦いから一夜明け…。
ここデス・フォレストに
朝早く森を抜けだすべく走りぬける、1台の馬車があった。
馬車を操るのは、可笑しなお面をつけたメタボ体型の忍者。
馬車の中には、侍と女忍者がいた。
上空には1台のハンググライダー。
そして、それらよりも速く先行する1台のバイクを駆る女の姿。
森林警備隊が異変を感じ、デス・プリズンに到着したころには、すでに何者の姿もなかった。
セクシー過ぎるコスチュームの女2人。
森林警備隊の狙撃手シューティング・スターと、
索敵担当のリンクスだ!
長身で脚の長いボンテージ姿のシューティング・スター ※以下S・S
小柄だが爆乳のリンクス。
あえてサラシを巻いているが、その胸の大きさは隠しきれてない。
2人乗りのジープで登場。
後部座席はなく、固定式のマシンガンが備え付けられている。
S・S『それにしても派手にやってくれたものね…零fighter山鷹隊(さんおうたい)…』
彼女等はデリンジャー将軍の通達を受け、現場に急行していた。
リンクス『それに、ここに長年収容されていた 一番厄介な殺し屋デストロの姿がみあたらないわ…』
S・S『ハァ…昨晩の村が襲われた事件といい、こりゃ始末書だわ』
リンクス『ええ…あの人狼取り逃がしちゃったし…』
昨晩の事。
満月の夜に村が狼男に襲われたのである。
以前は家畜だけの被害だったが、
最近では人を襲うようになった。
決まって満月の夜に現れる為、
警戒していたのだが、とり逃がしてしまった。
この地域には世間からモンスターと称される輩が幾つか存在していた。
森林警備隊は環境保護及び、それらを駆逐する義務があるのだ。
そして、この日は今朝から 人食いグリズリーが目撃されるはで大変であった。
S・S『ところで 人食いグリズリーが出たとか言うけど 現場に急行したスコット達は大丈夫かしら…』
リンクス『全滅してたりして…』
S・S『ちょ あんた 相変わらず怖いこと言うわね?』
リンクス『えへ ないない (笑)そしたらそれこそ、死の森だわ ウチらだって無事でいられないでしょ…そんなことより…』
S・S『そんなことより?何?』
リンクス『なんでもない なんでもない』焦
リンクスは昨晩、人狼との戦いの中、現れた全身黒づくめの男の事を誰にも話さずにいた。
なぜなら、人一倍負けず嫌いで男勝りのリンクスは、
命を救われた事と、負けを認めたくなかった。
皆が駆けつけた頃に、その男の姿もなく…。
リンクスは人狼を取り逃がしはしたが、賞賛を得ていたからだ。
__それから2人は完全に鎮火した事を確認し、デス・プリズンを封鎖した。
そのころジョシュはと言うと…釣りに夢中。
A・Jは飛び起きてすぐに、荷台から釣り竿がなく、ジョシュがいないことに気づく。
A・J『ジョシュのヤツ、また単独行動か……。ん?釣り竿が見当たらないな……。今日の夕飯は焼き魚かな……楽しみだ。』
荷台の積荷を整理しながら、そう呟くと、
寝ぼけまなこを擦り、辺りを見回した。
そして周囲の安全を確保すると、
少し焦げ臭い寝袋に、再び潜り二度寝するA・J。
今度は、安眠できそうだ……。
……。
……。
そして……、
和やかな場面から一転。
緊迫した雰囲気が漂う……。
そこには、人食いグリズリーと対峙する、決死のハンター4名の姿があった。
というよりは3名……。
なぜなら……、
そのうちの一人はすでに鼓動は止まり……、生存していないからだ……つづく。
次回 零fighter山鷹隊 【恐怖 再び】どうぞお楽しみに。