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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 零fighter山鷹隊[参照1000超感謝!挿絵もご覧下さい] ( No.75 )
- 日時: 2016/03/11 23:22
- 名前: ワタル (ID: WqtRIGcg)
【死霊の街のロシアンゲーム】
ドンデリオン達が逃げ込んだ礼拝堂は、既にゾンビの群れに囲まれていた。
ゾーンの首から下げられたネックレスの鏡の中には、キッド(鏡のジョニー)の姿は無い。
ドンデリオンは、そのネックレスを掴み、引きちぎり鏡を割ろうという衝動にかられた。
しかし、躊躇(ためら)いその手を離す。
ドンデリオン『行くぞ!』
ゾーン『ああ……俺は今まで一体?』
ドンデリオン『詳しい話は後じゃ!早くここから出るぞ!』
チョコボックルに乗り込み出口を探す。
裏口が二つある。
ドンデリオン『右か?左か?』
ゾーン『待て!どちらもNOだ!』
ドンデリオン『なんじゃと?』
ゾーン『何処かに地下トンネルがあるはずだ!そこから街の外に出られるはずだ!』
ドンデリオン『なんじゃと?何故そんなことがわかるんじゃ?』
ゾーン『……不思議な事に……俺はこの街を知っている……夢に見たことがあるんだ!』
ドンデリオンとゾーンは、辺りを探索すると教壇の下に確かにあった!
地下トンネルを発見した………かろうじてチョコボックルも入れる広さだ。
ドンデリオン『なんと?こんな事が起こり得るのか?』
(この少年がいなければ、今頃ワシは己の過信から、ゾンビの巣食う街の外に真っ向から挑み、身を滅ぼしていたかもしれない……)
その頃……。
ヴァルキリーの用意した、クエストに向かったペンドラゴン。
ジョシュとアテナの騎士が4名同行していた。
つづく
次回 【聖剣エクスカリバー】どうぞお楽しみにw
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