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Re: 零fighter山鷹隊【参照2000突破超絶感謝】 ( No.91 )
日時: 2016/11/05 19:04
名前: ワタル (ID: /YdTLzNI)


【死闘!! デストロvsキングミノス!! 】


プシューッ!


砂埃を上げ、ゲートが開く!


デストロは、円柱の立ち並ぶバトルフィールドに降り立った!


黒塗りの、アサルトスーツが煌めく!フルフェイスのゴーグルに牛の怪物が映り込む。

その防御力は、重量戦車の下敷きになろうともビクともしない!


照準を覗き……、

猛る牛の怪物を、ロックオン!!

デストロ「あばよ! 牛野郎!! これでも喰らいな!! ……fire!」
※英語の発音が良いw




ズドーン!!


カールグスタフ無反動砲が火を吹いた!!

砲口より、ドーナツ状の煙幕と共にミサイルが発射された!!

戦闘機すら撃ち落とす、その破壊力!!牛の化物めがけ飛んでいく!!


キューーーーーン!


艦内から、ドリップ珈琲を注ぎながら、その光景を目撃するスネーク。


スネーク「当たったか!?……何!?」



柱ごと、叩き飛ばされるデストロ!!……一体何が起こった!?


説明しよう……、

デストロが放ったミサイルは、弾道上では確実にターゲットをとらえていた!

しかし、
ミサイルは、僅か手前で真っ二つに粉砕された!

キングミノス(牛の怪物)の引きずる巨大な斧によって、叩き割られたのだ!

直後、突進を喰らいデストロは、柱を背にして挟まれた!


石の柱にヒビが入り、崩れ倒れる。

その柱と、デストロが床に崩れ落ちるより速く、キングミノスはフルスイングでデストロを弾き飛ばした!

デストロは、強烈な連続攻撃を喰らいノックダウン。


ジョボジョボジョボ……

スネークは、淹れたての珈琲が、カップから溢れているのにも、気づかないくらいに動揺し、呆然と立ち竦んでいた。

カップから溢れ、煮立った珈琲がスネークの腿にかかる。

スネーク「あわわ……アチッ! アチチ! まさか?デストロが負けるなんて……まずい! コッチに来る!?」


迫り来る牛の怪物キングミノス!

と、その時!

ガドリング砲が、キングミノスの背中を捉えた!

ドムドム!ドムドム!

黒煙に包まれていくキングミノス!黒焦げだ!!


プロットマン登場!!

プロットマン「へん!魔城に乗り込もうとしたら、この化け物が巨大な井戸らしき物に入っていくのを見て、まさかと思ってつけてきたが……こんな所に隠し通路があったとはな!!」

スネーク「プロットマン!?何故ここに!?」

対峙するパワードロボと、怪物……サイズ感は、ほぼ一緒、双方互角だ!

煙幕が晴れ、

背中を被弾したキングミノスは、ゆっくりと戦斧を拾い反撃を行う!

スネーク「まずい!奴は生きてる!来るぞ!!」

「「シールドを張れ! プロットマン!緑色のゲージがあるはずだ! 」」

プロットマン「へ!?その声は?デストロ?……これか!」


ギョン!ブン!

シュパァーーーン!

緑色の四角いシールドが、パワードロボの前方に出現した!


ガシィィィイイイン!


キングミノスの重い一撃を、吸収してその力を、そのまま跳ね返す!

吹き飛ぶ巨大な戦斧!


ブルウウウウウ!

呆気にとられたような顔で鼻息を荒げるキングミノス!

弾かれた武器の行方に動揺している!化け物の癖に!

巨大な戦斧は、キングミノスの遥か頭上!

そこにデストロの姿!

なんという跳躍力!

さらに!

凄まじい豪腕!

アサルトスーツのパワー!!

巨大な戦斧を掴み、キングミノスの脳天に叩きつける!!

ガキィン!!

しかし!

戦斧は折れてしまった!

極太の角を4本生やしたキングミノスの頭部は、強固なダイヤモンドヘッドである!


ダイヤの欠片が辺りに散らばり、まるで宝石の様だ……。


デストロ「ヒューー……、かってぇーー頭だぜ……だが、そうこなくっちゃな……面白くなって来たぜ!!」



スネーク「……なんて奴らだ……どっちもバケモンだ!」



つづく。


次回 【生きていたヨコタ隊員】どうぞお楽しみにw