コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

優乃 ( No.18 )
日時: 2015/05/24 11:59
名前: ことり ◆E09mQJ4Ms. (ID: Uxa2Epx7)

新学期が始まり、はや二週間が過ぎた_
あのころの私にいいたい。「何で、そんなにおびえてたの?」

他にいないから?
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「綾芽ちゃーん。音楽室行こ〜」「うーん」
音楽の時間の前。
私は最近、綾芽ちゃんと行動している。いや、行動するようになった。
でも、綾芽ちゃんにはゆうなちゃんっていう親友がクラスにいて_それでも綾芽ちゃんとゆうなちゃんが一緒にいるとこはあまり見ないように思う。
なんでなんかなー、とは思うが、口出しする必要もないし。私だったら、クラスにさえがいたら飛びつくんだけどなぁ。
一方のゆうなちゃんは、えーと、。出席番号が後ろのことちゃんと仲がよいみたい。

でも、親友との在り方は人それぞれ。
ゆうなちゃんと綾芽ちゃんは、そういう関係なんだよ、きっと。

そう思うことにした。_が、全ての発端ともなりうることが起ころうとしていたなんて私は知る由もない。

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「ねぇ、今日遊べる?」

ゆうなちゃんに聞かれた。綾芽ちゃんと共に。
つまり、三人で、ということ。

正直いうと、どっちでもいい。予定はないし遊べるが、でもさえとも遊びたい。うーん。悩む。

さて、どうしよう。
「ま、帰りまでに決めといて!」
そういうと、ゆうなちゃんはことちゃんのところへ行ってしまった。困ったもんだ。


結局、悩んだ末遊ぶことにした。特に決めてがあったわけでもなんでもない。なんとなく、だ。
現在、下校時間。となりにはさえがいる。
「でさぁ〜・・・」私は、さえに今日のこと(ゆうなちゃんのこと)について話した。

すると、さえは、心配そうにいう。その子結構悪で有名だよ?そんな子と関わって大丈夫?」と。
「悪って・・・どんな?」気になるとこはそこだ。


その内容を聞いた私は驚いた。ううん、少しバカバカしい_とも思った。
だって、あのゆうなちゃんが・・・それに真面目(そう)な綾芽ちゃんともなかがいいのだ。綾芽ちゃんだったら、ゆうなちゃんの"それ"をとめるはず。
”そんなのただの噂”そう言い聞かせ、私はその後さえの話しには聞く耳をもとうとしなかった。でも、さえが嘘をつくとは思えない。
そうするとやっぱり・・・・・
でも、噂にとらわれちゃだめ。

確かめればいいんだ。