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「お前って本当ドジだな〜笑」
「もー優乃ちゃんテンション高すぎ！」
「優乃ちゃんの部屋かわいい！」
「うるせぇよ、ばぁか！笑」
「優乃ってオシャレだね」
「ちょー優乃うざいってぇ〜やめろやぁ笑」
「優乃ちゃんって頭いいんだね！！」


『優乃は可愛いよ』


”バカ。ふざけんな。全部嘘なんだって。
私の肩書きだよ、ぜんぶ。
ねえ、いいかげん気づいてよ？誰か＿＿＿"

私は、どうしても周囲の目を気にしてしまう。何をするにも考える、自分のイメージを。勉強だってしたくない。学校なんてマジメにいきたくない。さぼりたい。でも、生の気持ちじゃなくて損得で考えてしまう私は、きっと他人より感情が乏しいのであろう。
だから＿＿＿＿＿笑える彼女等がうらやましい。泣きたいときに泣ける彼女がうらやましい。
愛想笑いしかできない私とは違う。泣けない、人前で泣きたくない、泣くことが嫌いな私とは違う。

だから、ゆうなちゃんみたいな子がうらやましい。周囲の目を気にしないで何でもできる彼女が。でも、ただゆうなちゃんは私の性格には絶対あわないタイプだ。今は、うらやましいなんて感情もなく彼女の存在は私の中から抹殺されていた。

私は違うんだ。
元気で明るい女の子じゃないんだ。

私は、アタシがきらいだ。