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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 導かれし石たち ( No.57 )
- 日時: 2015/06/25 21:07
- 名前: cinnamon (ID: JYUE09Me)
優奈目線
私と柚樹ちゃんは、受け付けを終わらせ(柚樹ちゃん任せになっちゃったけど…)熱気に包まれた会場に入った。
「うわぁ、凄い盛り上がり…!」
「観客を見てるところ、多分6割は地元民だろうけど…煩い」
まぁまぁ…ここ大会なんだし…煩いって…
「あ、誰か出てきたよ!」
私はそう言って、闘技場のようなステージの真ん中を指す。
「さぁ!ついに始まりました、大乱闘スマッシュ○ラザーズのリアル大会!みなさん、盛り上がってますかー!」
わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!
「ありがとうございます、それでは、ルール説明の前に、今回の出場者のみなさんに登場して頂きます」
勇ましい効果音と共に、出場者が出てきた。
「出場者は、約10万人の参加希望者の中から選ばれた12名です!皆さん、盛大な拍手を!」
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!
拍手って言うか歓声でしょ…
ほとんどの参加者が大人…あ、子供の人が2人…
「あの参加者の女子、どっかで見たことある様な…」
え?誰だれ??
そう思って見た時には、参加者はステージから居なくなってた。
約10万人の中から選ばれた中に男の子と女の子がいるなんて、凄いなぁ…
「あの男子、良い目してた。優勝する気がする」
「そうだね…何か、ただ優勝狙ってる人とはちょっと違う感じ…」
もっと、もっと大事な意味があるのかな。
でも、まさか、こんな場所で、『あの人』に会えるなんて、思ってなかった。
第四話 終
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