コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 亡き恋人に、愛を誓う 【オリキャラ、題名募集中!】 ( No.27 )
- 日時: 2015/07/05 08:36
- 名前: 澪羽(とらじ) ◆B2/cdwYtWw (ID: WT.yDbwD)
- 参照: 元・ちほりん(。・x・)ゞ♪
第六話
僕はローラが起きるまで寝てよう、と思い掛け布団をとりだしソファーに寝転がったとたん、
「ぅん…………」
運が悪いことにローラが起きてしまった
…………結局寝れなかった
「ああ、ローラおはよう」
「おはよう……ございます…………ふぁあ……」
あくびをしたいのはこっちだよ(泣)
「顔、洗ってきますね……」
そうか!顔を洗う手があったか!
ローラが終わったら顔を洗おう!
「あ、パウロさんすみません。洗顔料切れちゃいました。あと……何か水道つまってるっぽいです……」
えぇー!?
運悪ッ!
「隣の部屋の方の洗面所貸してもらってくる……」
僕はドアを開け、隣の部屋のドアをノックした
「はい〜、パウロさん?」
「フェルナ、すまんが洗面所を貸してくれないか?」
「洗面所?いいですけど……ローラさんは?」
……思い出した
『明日の朝ローラさんと一緒に私の部屋に来てくださいね〜』
昨夜、そう言ってたっけ……
「ああ!ローラは少し仕度があるって!キ、着替えとかじゃないかなぁ!?」
「そうですか……」
んん?ちょっとがっかりしてるか?
そんなことを疑問に思いながら顔を洗い終わると丁度、ローラが着替えを済ませ部屋に入ってきた
「ローラさん、お久しぶりですね〜」
「フェルナさん!?
お二人さんは知り合いで?
「彼女は前、私の占いに来てくれたのよ」
へぇ……てかそれ昨日聞いたし……
「それより、準備は大丈夫か?もうそろそろ出発するけど……
僕はそういうと世界地図を眺めて、祠の位置を確認した
「はい、オッケーです。」
「じゃあ、しゅっぱーつ!」
…………しーん
ええぇ!?
*祠到着*
「何て言うか……」
「お墓が多いですね」
ローラよ、そんなにはっきり言わなくても……
「きゃっ!」
「フェルナ?大丈夫…………!?」
フェルナが足につまづいたのは、
人骨だった
「人骨……何でこんなものが……」
「昔ここでね……戦争が起こったんだよ」
……い!?
あなたいったいどこから来ました?
白髪の長い髪に薄い青い目の少女(?)、そしてその後ろに隠れるように立っているのが赤い巻き毛に赤いたれ目の少女が立っていた
「オルセーアはそれで滅びてしまったんです……」
いや、それはしってるけど……
あなたたちほんとうにどこから来ましたか?
「私は貴方を知っている。貴方が私を知らなくてもね」
うん、知らないです……
……何かこの人不思議なオーラがする
何でも知ってそうな雰囲気……
「今から百年前、オルセーアは亡びてしまった。だけどオルセーア王の魂は祠のなかに……いると言う噂があるけどな……」
魂……
幽霊に近い姿なのかな?
「そうそう。私はアルテミス。近いうちにまた会うことになるだろう。さぁ、ラアラいこう。
「私、もう少しこのかたたちと一緒にいたいです……駄目でしょうか?」
「駄目じゃないですよ。旅は多い方が楽しいですから、貴方も一緒に行きましょう?」
さすがローラ!迷うことなく仲間に引き受けた!
「私はラアラといいます。物みたいな存在なので……どんな風に扱っても構いません。よろしくおねがいします。」
ん?
今この人、物みたいな存在っていった?