コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 亡き恋人に、愛を誓う 【オリキャラ、題名募集中!】 ( No.32 )
- 日時: 2015/07/14 17:28
- 名前: *織*(とらじ) ◆wXeoWvpbbM (ID: IxtPF2j4)
- 参照: 元・ちほりん(。・x・)ゞ♪
第九話
「そうそう。皆さんに、もう一人新しい仲間を紹介しますね。」
ちょっとルーアさん?
もう仲間は……間に合ってますが……
「………俺はランミールの騎士、コールだ、よろしく」
あ、男子だったのね
「よろしく。僕はパウロ。」
「私はローラです。」
「フェルナといいます〜よろしくお願いします〜」
「ラアラです。」
「ウチはアカツキ=ネルフェアや!よろしくな?」
それぞれ自己紹介がすむと、
「パウロさん、私ここに残ってもいいでしょうか?」
「それじゃあ私も残ります〜」
そう言ったのはラアラとフェルナだった
「私じゃきっと皆さんに足手まといになってしまうと思うので。」
「足手まといって……」
「パウロさん、私からもお願いします。きっと今回は長くなると思うので……それに……」
「それに?」
「いえっ、何でもありません!」
ローラも、ラアラたちの事をそれなりに考えているのかぁ……
でも、それに、の次が気になったな……
「もういいか?準備ができたらいくぞ?」
「いやっ、出発は明後日の予定で……」
「そうなのか?じゃあ明後日の早朝に出発するから準備してけよ」
コールはそういうとわきにある階段を降りていった
……僕あの人とうまくやっていけるかな?
ちょっぴり不安になってきた
о
「パウロさん、ちょっといいですか?」
「……ん?」
夜ランミールの宿で休んでると隣のベッドで寝ているローラに声をかけられた
一緒にベランダへ出るとローラが下を向いて話始めた
「私、パウロさんがもう一度イルマの村に行ってる間少しこの先の事を占っていたんです。」
「それで……何が見えたの?」
「……パウロさん達が船に乗っている間に船が沈没してしまうんですけど、そこでラアラちゃんとフェルナさんが……海のなかに落ちてしまって……」
まさか?
「…………しばらくして南の島の方々に手伝ってもらって引き上げてもらうと……二人はもう……っ」
ローラはそこまで言うと顔をハンカチで覆い始めた
「だからっ……」
「もういいよ。ローラは話さなくていい。今すぐ船の安全を確認してくるよ。」
ラアラとフェルナが行かなくなっても、誰かが命を落とすかもしれない。
仲間は絶対に喪いたくない。
そう思うと僕の足は勝手に船の管理室に向かい始めた