コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 亡き恋人に、愛を誓う 【一応冒険もの、オリキャラ募集中】 ( No.50 )
- 日時: 2015/07/31 14:20
- 名前: *織*(とらじ) ◆wXeoWvpbbM (ID: W68U3DrW)
- 参照: 元・ちほりん(。・x・)ゞ♪
第二十話
「隣の国の王女って……ローサ・ミルウォーク様の事ですか……?」
「えぇ。アルマリナ王国の王女の事よ」
「…………パウロさん。行きましょう」
「え?」
「ローサ様は私のお知り合いの方です。お姉さまを助けるために……今すぐ行きたいのですが……駄目でしょうか?」
いや、僕に聞かれても……
というかローサ様と知り合いって……ローラ何者?
「僕はいいけど……皆は?」
「ウチはいいけど……」
「俺も。今度は皆で行こうよ」
おい、兄さんもついてくるのかよ……
兄さんもついてくるっていったら
当然ランドさんもついてくるよね?
「では皆さんで行ってきてください。私はもう少し……リリスと話したいので」
「……分かりました。じゃあみんな。行こう」
行くと決まったら、今すぐ行くしかない
本当のローナを探し出すために____
о
‐アルマリナ城到着‐
城の門番はローラのお陰で簡単に通り抜け、もう王室へは階段を上がるだけだった
「では、行きましょう」
ローラが先頭にたち、階段を上がり始めた
王室の奥に……水色の長い髪。金色のティアラ。アクアマリンの瞳のローサ様がいた
「突然お伺いしてすみません。1つ、ローサ様にお聞きしたいことがあるのですが……」
「ローラ。久しぶりね。それで聞きたいことって?」
「私の……お姉さま……ローナお姉さまの居場所を知っておりますか……?」
ローラがそう言うと、ローサ様は椅子から立ち上がり、一歩ずつ僕らに近づいてきた
「ローナの居場所?あぁ、このお城の近くの村の地下じゃない?リリスは体をもらったら本当の体はこの近くの村の地下に隠すって噂があるし……」
この近くの村?
確か……リーラの村って言ったっけ
「でも、その近くにいくには5つのある印が必要よ」
5つの印?
「確か星のかたちをした宝石が二だとンミール城の紋章、アルマリナ城の紋章った気がするわ」
星の形の宝石とランミールとアルマリナの紋章……
まずはそれを集めなきゃ……
「それがあれば……お姉さまは助かるのですか!?」
「えぇ。集まるまでこのお城で寝泊まりしていいわよ。個室がいい人は言ってね。知り合い用の宿屋で個室を用意するわ。個室じゃない人もその宿屋で二人部屋を何個か貸すからそこを使ってね。」
すげぇ……
ローサ様の知り合い用の宿屋あるんだ……
アルマリナ国って裕福だもんね……