コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 亡き恋人に、愛を誓う 【オリキャラ・題名募集中】 ( No.52 )
- 日時: 2015/08/01 15:19
- 名前: *織*(とらじ) ◆wXeoWvpbbM (ID: H0NgZNVT)
- 参照: 元・ちほりん(。・x・)ゞ♪
第二十二話
「えーっと…この人はこの人と……?」
部屋に戻ってきた僕は、すぐにノートとペンを取り出して明日のグループ分けを行っていた
「えぇっとラアラとネルフェアとフェルナはコールに任せるとして……ランミールの紋章をとってきてもらって……?」
適当だが、決まったのはこれ
ランミールの紋章
ラアラ&ネルフェア&コール&フェルナ
星の欠片二つ目
僕&ランドさん&ローラ
で、兄さんが……オリビアさんに会いに行く
やっぱり、元カノより今の彼女ですか
о
‐朝‐
「そんじゃパウロ!気を付けてな!」
「あー、はいはい。ワカリマシタヨー」
…………兄さんは朝早く出ていった
まぁ実際のところ僕らもすぐいかなきゃ行かないんだけど……
「ランドさーん起きてくださーい……」
何だろうこの人
絶対結婚できない気がする……!
兄さんの方が早い気がする……!
「う〜ん……あと五分……」
「それ五分前にも言ってましたよ?」
「ラーンードーさーん」
うぅ……こんなことなら兄さんに起こす秘訣を教わっとけばよかった……
「もぅ……パウロさん、行きましょう?」
「あ、あぁ、そうだね
こうして僕はローラと二人でオルセーアの祠を目指したのでした
о
「うぅ……くっさ……」
「すごい臭いですね……」
後からランドさんが追いかけてくると思いきや、到着したのにランドさんは来なかった
寝てるのか道に迷ってるのか……
「パウロさん、多分あちらの方です」
僕らは祠の回りの異臭を抑えるために鼻をつまみ(ローラは火事みたいにハンカチで抑えてたけど)墓の山を歩き続けた
「この……墓が?」
「はい。小さい頃よくお墓参りに来たついでに印を残しておいたのでここで間違えないです」
ローラの言う通り、墓の横には丸いかたちの石がおいてあり、お墓参りに来た回数が書いてあった
「もう一本棒を付け足しましょうか」
ローラはそういうと落ちていた石ころで石に一本の棒を書いた
「ここを掘れば出てくるはずです……」
掘るんだ
何か出てきたりしないよね?
ザクッザクッ
僕がそんなことを思っている間もローラはシャベルを動かしていた
僕も軍手をはめてシャベルを動かして地面を掘っていくと
ガリッ
少ししたところで嫌な音がした
ほ、骨とかじゃないよね?
恐る恐る手を伸ばして音がしたものを獲ると其は、僕らが探し求めていた星の宝石だった
「……!」
ローラの手にそれをのせて掘った土をもとに戻していると
「……ローラ?」
後ろから、聞き覚えのある声がした
前、オルセーアの祠に来たとき出会った……
「アルテミス……と、後ろにいるのは?」
アルテミスの後からは少しだけど、赤のチャイナ服が見えていた
うん。こっちも見覚えあるね
「ふふっローラさんたちお久し振りです!」
イスカだぁぁぁぁ!
あの、『全身の骨を砕く』発言をした!
「ローラ。上手くやってるようだな。パウロ、ローラのことをしっかり守ってやりなよ
「はぁ……」
「それでは私はこれで。……また近いうちに会えるといいな」
「その時は一緒に戦いましょうね!」
た、戦う?
イスカさん?
それは、魔物と戦うってこと?
それともそれは僕とあなたが戦うと言うことですか?