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~続き~

私は、約束通りスイーツルカノにいると、瑠々歌が来た。

「ごめん、遅れちゃって」
「ううん、大丈夫」
「じゃあ、入ろうか」
「うん」

私たちが店内に入ると、

「いらしゃいませ」

と、声が聞こえ、私たちは、そのまま、ケーキのほうに向かった。

「ねぇ、李李。私は、フルーツタルトにするけど、李李は？」
「うーーん、紅イモと抹茶のミックスモンブランにショートケーキにガトー…」
「もう、一個にしてよねぇ」
「はーい、じゃあ、紅イモと抹茶のミックスモンブランにしよう」

だってさ、此処のケーキ、ホントにおいしいもん。
でも、紅イモと抹茶のミックスモンブランは、私の一押しなんだ☆

「って、もう4時だよぉ」
「瑠々歌、ヤバくない？」
「ん、帰るわ」
「はーい、じゃ。私も帰る」

私は瑠々歌と別れ、歩いていたら、

「あの…夢野さんですか？」

と、声をかけられたので、

「はい。そうですが？」

と答えた。

「やっぱり、あの、僕。小神野　道哉(おかの　ゆきや)と言います」
「ハぁ…」
「あの、好きです。付き合ってください」
「えっ？」

私は、突然の告白に戸惑った。
しかも、頭も混乱した。

「ダメですか？」
「えっ、あの、すみませーん」

と言って、私は、走って、逃げた。

第一話終わり