コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: もし、図書館で◯◯とぶつかったら、それは恋の始まりでしょう。 ( No.5 )
日時: 2015/07/20 08:52
名前: 伊吹吹雪 ◆u2YjtUz8MU (ID: DLYJwhjR)

薄暗い階段を降りていくと、明るい空間に出た。
無理やり蛍光灯で明るくした感じはなぜか無い。
吹き抜け?になっているため、自然光が入ってきて、非常にふわわ〜な感じ?
うん。

そんなことを考えたのは一瞬で、奥にある自動販売機が目に入ると、急いで駆けていく。

もう、喉が限界だ。

小銭入れから160円を出すと、自動販売機に入れる。

省エネで明かりが消えていた、すべてのボタンに光が灯る。

そして、手で押すのは、

人々が愛し続けてきた、黒色の炭酸飲料。

ピピーと音が鳴って、取り出し口に黒色の液体が詰まったペットボトルが出てくる。

それを取り出すと、キャップを開ける。

しゅわ〜という、炭酸が出たい、出たいという声がする。

口に液体を流し込む。

細かな泡が触れて、それに甘い液体が混ざり合い、喉を潤していく。

素晴らしい!
この飲み物を作った人物に会いたいよ……!

一気に飲み干すと、私はゲップが出そうになりながら(女子としては非常にダメだということは分かっている)、ペットボトルをゴミ箱に捨て、1階の自習室へと向かった。