コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 最近双子の兄がシスコン過ぎてウザいんですけど!?〔募集あり〕 ( No.7 )
- 日時: 2015/07/22 18:29
- 名前: とらじ ◆9g4.dY7mOk (ID: vyWtoaEp)
- 参照: 元・ちほりん(。・x・)ゞ♪
第一章〔親友、時々ライバル〕
「ってことになるから……xは8!分かった!?」
「ウン、ワカッタワカッタ」
「絶対分かってないでしょ!」
……ほんと、勉強だけは駄目なんだよなぁ
妹に勉強教えてもらって恥ずかしくないのかい?
「まぁまぁ、百合。優一だって頑張ってるんだから……」
「そうだけどさぁ……」
もうっ!瑠華はこいつに優しすぎなんだよ!
少しは厳しくしないと!
「でさぁ、もう休んでいい?」
「駄目!今年のお泊まり会の一日目は勉強会って決めたの優一でしょ!?」
そうなんです。今日は私の家に幼馴染みであり、私の親友の瑠華が泊まりに来てるんです!それで去年のお泊まり会の時に……優一が『来年の一日目は勉強会にしようぜ!』……何て決めちゃって……
今は勉強会の真っ最中!
「じゃああと三十分!そしたらゲームしよ!」
「了解……」
ふっふっふっ……
これぞゲーム計画!
※優一くんはゲームの事になると何事にも必死になります
コンコン
もうっ!折角いいところだったのに……
「誰?って美海(はるみ)ちゃんじゃん……
ドアの向こうにいたのは、私のいとこのお姉さん、美海ちゃんだった
「勉強進んでるかなぁ〜?って思って…………ジュースとアイス持ってきました〜!」
美海ちゃんは「じゃ〜ん☆」っていいながらに置いておいたトレーを持ち上げ
私に渡した
「有り難う!でもね、アイスは三十分後だからね!?」
くるりと振り返り優一にそう言うとジュースと私と瑠華の分だけアイスをおくと優一のアイスをミニ冷蔵庫の冷凍室へしまった
「……鬼ババ」
「……あ″?」
「いえっ何でもありませんっ」
優一を黙らせるのなんて簡単っ♪
「くっそー……なんだよこれ……」
「頭が悪いから彼女出来ないんじゃないのぉ?」
「なっ……普通よりは上だからな!?」
ぷぷっ
彼女が出来ないことに対しては言わないんだっ
本当の事だからかなぁ?
「大体百合は彼氏ができたからって浮かれすぎなんだよ!」
「何々ぃ〜?しょうがないじゃん」
「見てろよ!俺だってそのうち百合の何百倍も可愛くて優しい彼女ゲットするからな!?」
「えぇ〜?そんなに完璧な女の子が優一の事好きになるのかなぁ?」
私はアイスを舐めながら答えた
んん?
アイスの棒の部分が見え始めた……んだけど
赤文字が見える
冷たいけれどアイスを全部食べると……
「あ、アイス当たった」
「私も〜」
なんと人生初めての当たり!しかも瑠華まで!
後で美海ちゃんに買ったお店聞かないと♪
***
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