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Re: 南中学吹奏楽部にようこそ ( No.1 )
日時: 2015/08/05 11:12
名前: ふーちゃん(ふわもこ) (ID: VbOSBaFR)


「うー、髪がまっすぐにならない〜。」

わたしは、近江はな。今日から中学生になる女の子。
髪型で悩んでるんだよ。

それに・・・。この体・・・。
制服は、カワイイリボンで、学年ごとの赤。
でも、やっぱ体型ムリでも、髪だけはー。

「あんた、まだ髪型気にしているわけ・・・。」

呆れ顔の、お姉ちゃん(大学生)が部屋にはいってきた。
「そりゃ、大事に決まってるでしょ!」

ピンポーンの音と同時におかあさんが、「ももちゃんがきたわよー!。」と叫んだ。

「はいはーい。」

あわててでたけど、髪は、おさげの二つ。

「おはよう。はなちゃん、大忙しね。」
  「えへへっ、、まあね。」
苦笑まじりに応える。

「ねえ、部活さあ。何入る?。」
 「うーん、吹部かなあ。」

はなは、小学四年生から吹奏楽のバンドをしてて、
ホルンをしていた。

そう考えると。吹部しかないような・・。

「ももちゃんはユーフォ?。」
 「もちろんだよ!ユーフォ好きだもん!。」

ももちゃんは、愛らしい笑顔で応えた。


そして、入学式がはじまる。

いきなり、入場とは思わなかったが、よく考えると
練習する時間もない。

ももちゃんとは、同じクラスになれたけど・・・。

「入場ー。」

合図があり、吹奏楽部のトランペットのベルがまっすぐに向く。

和音のハズ・・・なのにも関わらず、とんでもない
不協和音がはなを襲う・・・。

テンポもズレており、パーカッションの裏うちなども、
メトロノームがあるとすれば・・同じになっていた。

ももちゃんをみると、あちゃーという顔をしていた。