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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 南中学吹奏楽部にようこそ ( No.13 )
- 日時: 2015/08/22 16:08
- 名前: ふーちゃん (ID: VbOSBaFR)
「雛さん、B♭だしてください。」
「はっはい。」
「音が揺れてて、ピッチが高いです。」
「はい、すみません。」
「はなさん。」
「へっ・・・。」
「その、音を・・。」
「はっはい。」
すると、チューナーがピーンッとたった。
「はい、大丈夫ですね。さすが、小学校からしていただけあります。」
「あ、ありがとうございます。」
雛がぷくーとほっぺを膨らます。
「雛さんはふるさとを少し練習してて、くださいね。」
「はい。」
「はなさん、ファイルを持って、きてください。」
カワイイ先生だなあ。
セミロングの髪型・・・。
白い肌に。
たぶん20〜23ぐらいかなあ。
「先生、ふるさと・・。」
「あ、ごめんなさい。あなたが吹くのは・・・。」
「課題曲!。」
「いいの。吹ける範囲で。」
「先輩?。」
「梓さんと一緒に受けてもらうわ。」
「えっ・・・。」
「緊張するでしょ・・。」
ひそっと先輩が言った。
「が・・・がんばりますぅ・・・。」
「CDがいい?メトロノームがいい?。」
「私は緊張しないほーのでCDがぁ・・・。」
カチっと音がなり、課題曲がながれた。
先輩のホルンの響きが良く、すごい・・・。
タンタタタン・・・・
「はなさん、課題曲は大丈夫ね。次の合奏から全部吹いてちょうだい。」
「は、はい。」
「次は、雛さんの実力をみるから・・。」
・・・・・・
「さすが・・・だね。はなちゃん。」
「そんなことない。雛ちゃんこそ。」
「わたしはまだはじめたばっかで。」
「だからこそだよ。」
「へ・・。」
「だから、わたしはね・・・・。」
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