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Re: 南中学吹奏楽部にようこそ ( No.31 )
日時: 2015/08/28 21:14
名前: ゆきうさぎ (ID: GWViUNAG)


「ムリ言ってゴメンネ。」

「いいよー。雛もヒマだったし♪。」

雛はご機嫌そうに、イチゴ飴を頬張る。

「あ、ヨーヨー釣りっ!しようよ。」

「うん、いいねー。」

「ヨーヨー釣れたよ。」

「すごい・・七個も・・・。」

「次、射撃ね」

「う・・・ん。」

「あ、いっぱいあるねえ。」

「カワイイ、あのウサギ。」

「あ、とるよっ。」

すると、隣屋台にるいがみえた・・・。

ドスン

射撃の音とともに、なんだか・・・・

あこが隣にいて、嬉しそうに2人、笑ってる・・・。

「はーなーちゃん。」

ぼふん・・・・

「わ。雛ちゃんすごいっ。」

「えへへー♪器用なんだあ。お祭り好きだし。」


・・・・・・・・

4歳のとき・・・・・・

お祭りで、迷子になったことがあった。

浴衣で、カワイイまだ小さな女の子・・・・

そんなとき・・・・・

「どうしたんや。」

「うぅ・・・おねーちゃんとはぐれた・・・。」

「なんや、一緒に探してやるわ。」

これ何語だろうと、4歳の少女は思った・・・。

「あ、はなー♪心配したのよ。」

「あれ?るい。お前こんなとこに・・・。」

「弟?。」

「うん。妹?。」

「うん、はなちゃんだよ。」

「にしても、お隣で、弟妹が同い年なんてな。」

「偶然よねー。」

「へえ、るいくんかあ。わたし、はなだよ。」

「うん、はなちゃんかあ、よろしく。」


懐かしいなあー

あ・・・・・・

わたし・・・るいのことちゃんと考えてなかったんだ・・・。


すると、目に涙がこぼれて・・・・・