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Re: 南中学吹奏楽部にようこそ ( No.32 )
日時: 2015/08/28 21:25
名前: ゆきうさぎ (ID: GWViUNAG)

「はな・・・ちゃん?。」

「ごめん・・。わたしっ・・・。」

走り出す・・・・。

雛の都合も考えてないっ

わたし、最低な女の子だよね・・・。

あこの気持ちも・・・

るいの気持ちも・・・・

雛やみんなの気持ち・・・・

わたし、それどころか、自分にすら気づいてなかったんだ・・・。

「江藤ー!。」

「しっー・・・。」

「雛・・・ちゃ?。」

「黙ってみてて。」


・・・・・・・・


沈黙する中・・・・。


「あのな・・・・・あたし・・・・。」

「なんや。」

「江藤るいのこと好きなんや・・・。」

「は・・・・えっ。」

「だからっその、好きなんやて。」

「俺・・・・。」

「わかっとるよ。」

「でも・・・。」

「わかっとる。はなのことやろ?。」

「お前なんで・・。」

「はなが断ったのうちの為ってわかってる・・・。」

「あの子、気が弱いし、優しいし、おせっかいやし・・・。」

「うん。」

「それで、それにつけこんだあたし最低やね・・・。」

あこのつり目から光る涙がこぼれ落ち・・・・

「違うっ」・・・・


「はな・・・。なんで・・・。」

「わたしがいけなかったんだよ・・・・。」

「雛、2人のこと信じてたよ・・・。あこちゃん、返事きいてみて。
応えてあげて、江藤くん」

「ああ、俺はあことは付き合えない・・・。」

「花火大会の4歳の頃から好きな子がいる・・・・。」

「ああ、わかっとる。」

「すまんな・・・。」

「ええよ。慣れとっしな・・・。ああ、もうやけ食いやあ、雛ー!もうすぐ、花火はじまることやしなあ。たこ焼きとか食いいくでえ。」

「2人ともあたしに任せて。ラブラブにね。」

「うっさい」

「うっさいわ。」