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Re: 南中学吹奏楽部にようこそ ( No.4 )
日時: 2015/08/08 14:49
名前: ふーちゃん (ID: VbOSBaFR)

「ええ!!すごい!はなちゃん!。」

廊下に響いた声は、ものすごかった。

「ありがとうございます。」

このことを説明すると・・・・

30分前のことー・・・。


「1年生、楽器を紹介してもらうから、座ってね。」

部長の3年生の先輩が声をかける。
そして、
「わたしユーフォニアムにする。」
 「うちは、目立つやつがええなあ。」
あことももちゃんは呟くし。

「それでは、楽器を紹介していきまーす!。低音パートからどうぞ。」

「チューバのパーリー、神谷琴巳です。チューバは、金管楽器の中で、一番低い音がでる、低音パートです。」

「ユーフォのパーリー、海野穂乃花です。ユーフォは、低音パートで、チューバのような、ピストンバルブを操作して、音程を変えます。」

「トランペットのパーリー、日崎優亜です。ご存じのとおり、トランペットは、目立つ楽器で、メロディがたくさんあります。」

「うちー、トランペットがええなあ。」
そして、あこがつぶやく。


・・・・・・


「ホルンのパーリー、出雲梓です。ホルンは、中低音で、やわらかく深い音をだします。」

ホルンかあ・・・・。

そして、かっこいい楽器№1ともいえるトロンボーンや、定番ともいえるフルート、ソロもよくあるサックス・テナーサックス、低音の楽器、バリトン・バスクラ、木管クラリネット、パーカッションなど。

私、どうしようかなあ。

「私、穂乃花先輩のとこ行ってくる。」

「あたしはー、トランペット行くわ〜。」

あこは、5人くらい並んでいる、トランペットに行った。

「ホルンきてみない?。悩んでるんでしょ?。」

「あの・・・はい!。」


・・・・・


ベルの曲がったホルンをだして、先輩は・・・

「あれ?持ち方知ってるの?。」

「はい。」

「まあ、いいや。ゆっくりしていーよ。」

教室はいると、先輩はマウスピースをくわえた。

「あたし、てゆーかさあ、2年なんだよねー」

笑い交じりに言う。

「てきとーにそれ吹いてみて。はじめはでないと思うけど。」

ぷーと、先輩は綺麗な音をだしてる。

「ブー。」

「はや・・・なんで・・。」

「楽器付けてみて。指も分かるの?!。」

「はい、わたし、吹奏楽バンドやってましたから。」

「じゃあ、B♭だしてみて!。」

先輩がチューナーを立てて。音をだす。

針は中心でしっかり立っている。

「天才や。」

笑いだす、梓先輩。

「あのさあ、梓ー。」

「なに?ほのー?。」

「桃花ちゃんってコすごいのー。」

「うちのはなちゃんのほーがすごいよー。」

「うそん。B♭があうの?。」

「ピッチめっちゃあうね。すごいわ。」

「ごめーん。木管どこだっけ?。」
と、優亜先輩がくる。

「どしたの。」

「あこちゃんってコ、たぶんトランペットあわないと思うの。」

「ああねー。じゃあ、クラにいかせたら。3年5組いたよ。」

「うん。ありがと!。」

「じゃあ、今、ほのは、ももちゃんにふるさと教えて来るね〜。」

「じゃあねー。ばいばい。帰ってくんな。」

「じゃあ、帰ってくる。」

「まじ、帰ってくんなあ。」

「うそうそ。ばいばい。梓さん。」

そして、梓先輩は笑い出す・・・・

「ふっははは、おもしろ。」

「はあ。」

「あっ、ふるさと吹ける?。」

「あっ、はい。吹けます。」

先輩と一緒にふるさとを吹いてると、サックスの白木なぎ先輩がきた。

「あ、梓ー。なにやっちょると?。」

「1年生とふるさと吹いてます。」

「へー。はなちゃんだっけ?すごいやん。」

「あ、アリガトウゴザイス。」

「課題曲のことやけど・・・・・。」

コンクールかあ。

あの頃を思い出すなあ・・・。

小学生のわたし・・・・・・・・・・。