コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

イジョウアイ ( No.10 )
日時: 2015/12/09 22:49
名前: 希柳 (ID: yLYdLExj)

ある一軒家に男性と少女が住んでいました。

彼女は彼を「トワ」と呼び、

彼は彼女を「ミワ」と呼んでいました。

二人は深い愛で繋がっていたものの彼の愛しかたは“異常”という言葉があてはまりました。

彼は異常に彼女をアイシテいました。


あるとき、彼は彼女に言いました。

「いいかい、ミワ。僕が良いと言わないかぎり君は何も食べてはいけないよ?」と。

彼女は「わかったよ、トワ。」と言ったものの空腹には耐えられませんでした。

彼は自分が作ったもののときしか、食べていいと彼女に言いませんでした。

2日ぐらい、彼女は食べられない日が続きました。

彼女は我慢の限界でした。

そして給食を半分食べてしまった時、彼はものすごく彼女を怒りました。

「お前は悪い子だ。お仕置きが必要だな。」

そう言うと彼は彼女を地下の部屋に閉じ込めてしまいました。


それから彼女は1週間何も食べられない日々が続きました。

感じたことのない苦痛に彼女は戸惑い、頭が可笑しくなりそうでした。

その1週間の間、彼は彼女の前で食事をとり続けました。

彼女を見つめながら毎日1週間もの間、彼女の前で食べ続けました。


そして1週間がすぎ、食事を食べようとした彼女は食べ物を体が受けつかなくなっていることに気がつきました。

食べては胃が暴れだし、喉まで酸っぱいものが込み上げてくる。

彼女は絶望を味わいました。

そんな時、彼は彼女に紙とペンを渡しました。

彼女は絵を描くことが好きだったのです。

それから彼女は絵を描くことに集中し、毎日を暮らしていました。


ある日、彼女は彼に言いました。

「数字が大きいっていうことは愛が深いってことなのよ」と。

彼はその意味を理解することができませんでした。

次の日、いつものように彼が彼女の描いた絵を見ようとしたら紙には大量の数字がかかれていました。

【55 1 582 54 1 5846………】

数字は長く続いていました。

それから毎日紙には大量の数字が書かれるようになりました。

5枚になった頃でしょうか。

6枚目には数字ではなく、こうかかれていました。

【“愛”はなくならないで“愛”までいくともっと深くまた愛す。】

彼はこの手紙をみた時、今までの数字の意味がわかりました。

彼は彼女をみてうなずき、6枚目の紙に数字を書き、

「そうか。ミワは英語が好きだったね。」

そう呟きました。




2ヵ月後、近所の人たちから、隣の家から血生臭いにおいがする。という苦情がでたため、注意をするために警察はある一軒家に入りました。

明かりもなにもつけてなく、臭いが部屋中に充満していました。

吐きそうになるのをおさえ、警察は階段を降りていきました。

降りた先の扉は開いており、部屋には2体の死体がありました。

2体とも胸に何かが刺さったあとがあり、近くには包丁が置かれていました。

fin.↓↓↓↓

【挑戦状】次の記事に、5枚の紙に書かれた数字と彼が6枚目に書いた数字を書きます。
暗号を解いてみてください。

ヒントは物語にかくされています。

二人は何を思い*んでいったのか。

数字の意味とは?

どうか、挑戦状を受け取ってくださると光栄です。