ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

〜藍斗side〜

幼馴染の凛が学校を休んでいる。
俺には関係無いようなフリをしながらも凄く気になっていた。

中学入学と共に、俺は積極的に話しかけて行き友達も出来た。

かなり不安だったが、このようだと全く心配は無さそう。
自分で自分に何処となく安心する...


俺は...ずっと凛と一緒だった。

すぐに泣く凛は、いつも誰かの背中に隠れていた。
まだ幼かった俺にも、頼られている気がして嬉しかったのを今でも鮮明に覚えている。




よく『藍斗は鈍感そうだな』と言われる度にそうなのかもと思っていたが、これだけは俺もハッキリと分かる。


「俺は凛が好き」
なのだという事。

自分の気持ちに嘘をつくのは嫌だが、告白なんてしてしまうと今の幼馴染の関係が崩れてしまうかもしれない。


俺が一歩踏み出すのにはまだ当分掛かりそうだ...───

【続く】

次は...紺野sideです。
まだ紺野くんには1つも触れていないので書くのが緊張しますｗ

byてるてる522