コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

暇あればアニメでも 1-2 ( No.26 )
日時: 2015/08/24 15:50
名前: 中の人 (ID: 6vxFia0Q)


「ただいま」

学校も終わり、部活も特にしていないからすぐから帰宅する。
そのまんま自部屋に向かってパソコンを開く。

暇のあればアニメでも 〜第二話 OKだって〜

「う…わぁ…」

開くとメール。
メール。
メールだらけ。
Twit●erじゃないけどピコンピコン通知音が部屋に響く。
昨日、音楽を爆音で聴いていた為、通知がうるさいったらなんの。

…私は小説を書いている。
読むだけじゃつまらなくなった。
ジャンルはホラーとかミステリーとか。
一応賞とかももらったことはあるけど、おおらかにはしていない。
自慢みたいにも聞こえるし、なんだかまだ不十分なきがするから。

「博人ー?」

したから母親の声がする。
よかった、合宿のことも聞きに行こう。
そう思いながら通学カバンからプリントを抜き出して部屋から出た。


「特に予定は入ってないから大丈夫よ」

母親に話すと、あっさりと了承が得られた。
やった。
確か再来週の土日だったはず。
まだ時間はあるから買い物は後ででも構わないかな。

「それより、博人。いいお知らせ見つけたの」
「お知らせ?」

母親が差し出してきた紙に目を通す。
"ホラー・ミステリ作家募集"…?

『誰でも作家デビュー!
小説を書くのが好きな人はふるってご参加ください』

なるほど。
見出しを見るあたり、作家デビューの為の新人賞的なやつかな…?
プロ・アマチュア問わない…なら久々に出してみようかな。
期限も結構あるみたいだし。

「母さんありがとう。考えてみる」

早速部屋に戻ってプロットを考える。
かなり熱中していたのか、お腹がすいたのに気づいたのは夜の9時だった。