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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 冷めた太陽 ( No.3 )
- 日時: 2015/09/09 21:42
- 名前: ぽんた。 (ID: /TdWvv73)
∇∇∇ーー登校ーー∇∇∇
走る。ひたすら走る。
もう周りには登校中の学生なんて通ってない。なんたって時刻は7時30分。始業は7時40分。間に合わないと踏んだ私はお父さんに学校まで車で送ってもらうことにした。
それでもギリギリっていうのが現状なんだけどね。
「まったく、夜勤できついっていうのに……働かせるなあ」
お父さんが笑いながら言う。そのとおりだ。いつもお父さんには迷惑ばかりかけてる。しかも夜勤で今帰ったばかりなのに……。
「ごめんね、疲れてるのに。」
「いいよいいよ。お前も疲れてたんだろう。お父さんも、学生の時は寝坊なんて数えきれないほどしたさ。」
お父さんは優しい。そしてどんなに疲れている時でも、いつも笑顔だ。私はそんなお父さんが大好きだ。よく、「お父さんとお母さんどっちが好き?」なんて質問を聞くけれど、私はきっと「お父さん」って言うとおもう。
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