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∇∇∇ーー真実ーー∇∇∇

「……はい？」
「まあ、いきなり言っても信じられないよね。でも、本当の事なの。」
　魔界の……魔法学校……か。そんなの本当にあるなら行ってみたいよ。
「冗談やめてよね、お母さん、私が落ちこんでるから楽しませようとしてくれたんだよね、それはありがたいんだけどさ……」
　そこまで言うと、お母さんが１枚封筒をテーブルの上に出した。
「これはね、お父さんが生前に書いた、柚月への手紙。実はね、お父さんは魔法使いとしてとても優秀な成績をおさめていてね、この事故の事も前々から分かっていたのよ。」
「前……から……？」
　そんな……嘘。知ってたの……？どうして……。
　私は震える手でその手紙を開けた。