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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 冷めた太陽 ∇第2章突入∇ ( No.31 )
- 日時: 2015/09/15 00:08
- 名前: ぽんた。 (ID: ktd2gwmh)
∇∇∇ーー空間ーー∇∇∇
「わっ……!」
魔法学校への入口の扉を開けると、カラダが変な感覚に襲われる。浮いてないけど浮いてるような、伸びてないけど伸びているような……。なんとも不思議な感覚だった。これが魔法空間に入ると言う事なのか。
中ヘ入るとその中は思ったより小さくて。ホールが円になっていて、7つ扉があった。人間界ではこの設計、とても珍しいけどココでは普通なのかな、なんて思ったりした。
「あの扉の中もね、また魔法空間になってるのよ。」
お母さんが教えてくれる。
「そうなんだ……。」
扉の色は左ら、赤、橙、黄、緑、藍、紫、桃とあった。ところで、校長先生は……? そう思った矢先に、お母さんが呪文を唱える。
「セメシヲチミノアリーダ」
その途端、お母さんの足元に魔法陣が現れて、丸いホールに広がっていく。すると、ホール全体が光って目がくらんだ。
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