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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 冷めた太陽 ∇第3章 更新中∇ ( No.39 )
- 日時: 2015/10/12 09:46
- 名前: ぽんた。 (ID: lMEh9zaw)
∇∇∇ーー入学ーー∇∇∇
「えっ、制服とかあるの?!」
「あるわよ。一応学校だもの。あ、でもそれは入学式で貰うから、今日は私服ね。早く着替えて、行くわよ。」
「はーい。」
魔法学校にも制服とかあるんだ。初耳。
朝ゴハンをリビングで食べていた私は部屋着から着替えるために2階の自室にむかった。
何着ようかな。普段着って言っても一応入学式なわけだし……。少し綺麗めな感じの方がいいよね。
私はクローゼットに掛かっていたシフォン素材のブラウスに緑のチェックのスカートと黒の靴下を履いた。プレッピーコーデ。綺麗め……なのかはわからないけど、まあいいや。
「髪は……。」
髪型は迷ったけど、結局二つ結びにすることにした。よし、完了。
「お母さん、準備できたよ、行こう!」
「はーい、やっとできたのね、あら、可愛い格好してるわね。」
お母さんが微笑みながら言う。そして、部屋にある魔界への入口の前に立つ。私の部屋は、初めて魔界へ行った時から、扉が見えるように模様替えした。本棚も、今は違う部屋に移した。
「じゃあ、いくわよ。」
お母さんの言葉に静かに頷く。
扉が開く。
私の新しい世界がはじまる。
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