この世界には、障害(ハンデ)というものが存在した。あるものは半分を失い、あるものは寿命を失い、あるものは感覚を失う。これらを試練だと考えるものもいれば、ストレスに感じて命を絶つものもいる。物語は、少年の眼に映るものを主としよう。故に少年が主人公だ。