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今日は確か...
「桃ちゃん来てくれるんだっけ?」
嬉しくて顔が緩んだ。

桃ちゃん...白洲桃茄は私の従妹で、そこまで住んでいる場所も離れて居ないことから何かと会ったりするのだ。

「あっ!　未希ちゃん〜」
...今は絶対に〝裏〟だな。

そう思うと堪えていた笑いも吹き出てしまう。
私の体は素直だ。


「具合どう?」

「今は元気だよー」
呆気らかんと答える私に目を丸くした。

今は治療は無い物の、始まったら人と話すのも大変になる。


でも桃ちゃんだって急に体が麻痺して動かせなくなる時あるのに...
心配掛けてばっかりだな。

【続く】
byてるてる522

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「ハイ、未希ちゃん!」
朝から明るい鈴さんの声が響く。

「今日はなんか元気で...」
私が言い終わる前に鈴さんが頷いて、相変わらず面白い人だと思った。


「そういえば今日、先生が未希ちゃんに話があるって言ってたなぁ」

「分かったです♪」

鈴さんが出て行くのを見てから私はベッドに寝た。
今日もまた暇な一日が始まる。

この前の進が来たのも最近にして、結構前な気がする。


溜め息をついて、所謂〝暇人〟の私に...
「ヤッホー未希ちゃん!」

嘉音ちゃんが来た。

嘉音ちゃんの兄の玲那くんは私の隣の病室で、1回間違えて私の病室に入ってきちゃた事が有って会えば少し話すようになった。

名前だけの〝玲那〟は女子っぽいけど本人は素っ気なくて男子っぽい。
実際男子だけども。

そんな玲那くんをよく嘉音ちゃんが注意してるのをみるとやっぱり、お兄ちゃんっ子だなぁと微笑ましい。

いいなぁと思ってしまう...───

【続く】

まだまだオリキャラ募集してますｗ
宜しくお願いします<(_ _)>

byてるてる522