コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 僕と君との2年間。【参照1000突破♪】 ( No.85 )
日時: 2015/12/14 15:33
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜8頁〜

「いやぁ...でも進もしっかり見てるんだね、ちょい驚いたわ!」
学校を休んだから相当の事が有ったのかもと心配した俺の気持ちを返してくれと嘆いた後、学校での出来事を話した。

丁度少し鶴谷の事を話したら何故か...ちょっと違うかもしれないけど感心された。

「まぁそれでも確信無いからね」
へへへっと苦笑して、誤魔化す。

「まっ、判断は俺に掛かってる訳だな?!」
嬉しそうに...何とも嬉しそうな顔で聞き返す晃に思わず溜め息が出てしまう。

「それは違うんじゃね? 鶴谷次第だろきっと......」

俺達が何と言おうがそうなるんだろうなと思った。

「明日は多分俺、学校行くからさ?? また明日なー」
mypaceで電話を切ろうとする晃に仕方なく付き合い、「またな」と言った。

電話から耳を離してから、もう一度耳に当てるが通話の途切れた音しかしなかった。

【続く】

久し振りの更新(^_^;)
なんて久々...(笑)

もう一つの方も更新しよう←

コメントとか...頂ければと思いますw

byてるてる522

Re: 僕と君との2年間。【参照1000突破♪】 ( No.86 )
日時: 2015/12/17 16:14
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

〜9頁〜

目覚めの悪い朝だった。
「まだ寝たい......」と感じる体を無理やり起こすと凄く重く感じた。

口に小さめのおにぎりを放り込んで、学校へ向かった。

もうすっかり目も覚めて、軽い足取りで向かった......───

「よっす進〜!! すっかり元気になった晃くんだよ!!」
冗談っぽく言う晃を見ると確かに言葉通り元気そうでバレない程度に胸を撫で下ろした。

「元気みたいで安心したよ。昨日はなんで休んだのかは...聞かないようにしよう」
勝手に自分に言い聞かせる俺を見て晃は涙目になるふりをして酷いなと笑って叫んだ。
絵的に言えばかなり可笑しい絵図だと思ってしまった。

「おはよう進くん! 晃くんも元気そうだね!?」
今朝も目の前には鶴谷の声が響くが俺は少しだけ目を逸らした。

するとふと頭に未希の事が浮かんだ。
最近全然御見舞い行って無いな。

「......くん?進くんどしたの?」
ふと鶴谷の方に目を向けるとずっと名前を呼ばれていたらしく、驚いた。

「いや何でも無い。」
自分でもぎこちないのを感じて無理やり笑った。

先生が教室に来て、着席した。

【続く】

byてるてる522