ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

~イチゴは甘い~

わ、私は、何でこんな修羅場(？)にいるんだろう。

それは、かれこれ、

━1時間前━

「華凜~、手伝ってぇ」

「分かったよ！柚」

柚が宿題忘れたから、私が教えてて

っで、30分で終わったから、

ちょっと、裏庭に出ようかなぁっと思って、

出て、んっでもって、少し歩いてたら、

「うざいんだよ！お前！」

「はぁ~好きな人が一緒になったぐらいで意味わかんねぇし」

っていう、会話が聞こえたから、

隙間から見てみたら、私のクラスメートの男子二人がいた。

確か、名前は、えっと、最初に言った人が…囃子　王(はやし　きみ)

っで、次に言った人が…長勢　請(ながせ　こい)

っだったような？

まぁ、私には、関係ないし、戻ろうっと、って

『パキッ』

「「「えっ？」」」

丁度、私が木の枝を踏んでしまった。



~続く~

~続き~

「えっ、涼宮さん？」

げっ、バレちゃった。

「「/////////」」

ん？二人とも様子がおかしい。

まぁ、そんなわけないか。

だって、この二人顔が真っ赤だもん♪

「「あの、好きです！」」

「えっ？」

ちょ、ちょっと、待ってよ！？

この二人って、モテるんだよ！

だって、他校の子からも、噂されてるほどだし…

「冗談だよね…」

「「冗談じゃないってば！」」

ま、まさか、ホントに本気だとは…

でも、何で、私？…

気になる…



~続く~

~続き~

「あのさ、何で、私なんかの事が好きなの？…もしかして、罰ゲームか何か？」

「「違います。罰ゲームじゃないって」」

「えっ？」

「えっと、俺からな、まず、涼宮さんを入学式に見て、可愛いなぁットしか思ってなかったけど…覚えてるかな？ある時さぁ、俺が、ちょうど当たるときに宿題忘れたジャン。ホントに困ってるのに、女子がウザくて、でも、そんな時に涼宮さんだけが、俺を助けてくれたから…」

「次は、僕、えっとね、僕も、王が最初言ってたように可愛いなぐらいだったんだけど…たまたま、涼宮さんが年寄りを助けていて、すごいなぁっと思ってたら…」

そ、そうだったんだ…

納得したけど、やっぱりぃ~

「保留で！」

「「えっ？」」

「決められませーん」

私は、ダッシュで逃げた。


~続く~

~続き~

「ちょっと、待ってって」

速い！

さすが、陸上部の部長の林君！

怖い…

な、長勢君も早すぎる。

「「捕まえた♪」」

「ちょ、」

「「いいから、話聞けよ！」

「はい…」

━それから、数分後━

「「じゃあ、来月な」」

「はい」

私が約束したのは、まぁ、何ていうのだろうか…

いわゆる、返事だ。

来月までに決めろっと言われたが…無茶苦茶すぎ。

そこに、「華凜~」

「あっ、柚！」



~続く~