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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- 始まりはいつもアレ ( No.4 )
- 日時: 2015/11/20 23:12
- 名前: レオ (ID: LTdV0xGg)
「ご注文は?」
席に着いたトラウト家の元にウェイターがやってくる。
「サーロインステーキ400グラムを4つもらおうか」
ヴィクターが注文を入れる。
しばらくすると、熱々のグリルの上に載った
肉汁滴る分厚いステーキがやってきた。
「やっぱりここのステーキは格別ね」
ジャクリーンが笑顔を見せる。
「この甘すぎず辛すぎずなソースがいいのよ」
アシュリーも笑った。
帰りの車内、ヴィクターたちは笑顔を見せていた。
「いやー、久々に食ったな」
ヴィクターが笑顔を見せる横で、ジャックは何かに気づいたような
表情をしていた。
「どうしたのジャック?」
「いやー母ちゃん、これ記念すべき第一話だよね……」
「それがどうしたの?」
アシュリーが尋ねる。
「なんかダラダラとメタギャグやったりステーキ食ったりと
全然らしくないスタートだよな……」
ジャックはなにか不満そうだ。
「なーに言ってやがるんだ、日常もののスタートなんざ
こんなもんだろ」
ヴィクターが笑う。
「これ日常ものじゃねーし!
cv小山力也は場違いだろ!」
ジャックが突っ込んだ。
こんな感じで、この物語の第一話は終わります。
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