コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: はちみつとコーヒー。【更新中】 ( No.14 )
日時: 2015/10/28 20:46
名前: 向日葵 ◆.AJPkz4dwk (ID: SHYi7mZj)




【Story 1.】


職員室の奥の方から、見覚えのある横顔が目に飛び込んできた。
まだ1回逢っただけ、なのだけれど。間違いではないと私は感じる。
間違う筈がない。しっかりと、私の脳内で昨日の情景が浮かび上がってくる。

その人は——昨日、初対面の私にいきなり校則違反だなんて言ってきた、失礼な奴だったのだから。

私と華恋のクラス、B組の担任と、何やら会話をしている模様。
私は何を話しているのだろうと、ぐっと扉の方に身を乗り出したとき——華恋に、フードを掴まれた。



「んぎゃっ」
「ちょっと深月、身、乗り出し過ぎ! 先生に見付かっちゃうでしょー」
「あ、ああ……ごめん。うん、ごめん」



先生にバレそうになっていたのか、華恋は私に注意をしてくる。それに私は、はははと力の抜けた笑いと一緒に、一応謝っておいた。
それからもう一度あの男子に目をやった後、私はふぅと息を吐き出し、華恋の腕を引く。

「ん? どうしたの?」と言いながら、華恋は此方を向く。
私は「もう行こう」、とでも言うかのような視線を促すと、フードを被り直してB組へと足を向けた。

私は歩きながら、考えた。
さっきのあの光景から確実に分かった事は、ただひとつ。それは——




「あの人、うちのクラスに来るね」

Re: はちみつとコーヒー。【参照100突破。Thank you】 ( No.15 )
日時: 2015/10/28 20:41
名前: 向日葵 ◆.AJPkz4dwk (ID: SHYi7mZj)




【暇潰し程度に。Ⅱ】


彩檻 華恋/Ayaori Karen


*、容姿

・甘栗色の髪を緩く三つ編みにしている
・垂れ気味の瞳とそれを覆う長い睫毛か特徴、スタイル抜群なモデル並み美少女
・その容姿から物凄く目立つ存在だが、天狗にならないため男女問わず好かれている模様


*、性格

・とにかく明るく、ムードメーカー
・時々空気を読んでいないときもあるが、そこが印象的なのだという
・真面目に切れると、態度に表さず、人が変わったかのように静かになる


*、その他

・蒼葉高校2年、17歳
・7月7日生まれのO型