コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: Lollipopーオリキャラ募集ー ( No.16 )
- 日時: 2015/11/26 18:30
- 名前: 夏目 織 ◆blHsRWSqAs (ID: F08K/Z64)
- 参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目 織、リザ、桜里
はい、皆さんこんにちはー!
昨日と今日、無事に期末テストが終わりました〜!
絶対点数は低いと思いますがハイテンションな夏目です(笑)
ということで!更新します!
……オリキャラまだ出ません。すみません。
六話、七話、学校の話辺りからは出ると思いますのでしばらくお待ちくださいorz
───────
第四話
リモコンの一時停止ボタンを押して、私はキッチンに向かう。
その辺に置いてある赤ずきんと狼のミトンを手にはめて、電子レンジを開ける。
焼き上がったドーナッツを落とさないよう持ち、あら熱をとるために流し台の横に置く。
電子レンジの蓋を閉めてまたリビングのソファに座り私は再生ボタンを押した。
テレビの画面が動きだし、アニメが始まった。
しばらくアニメを見ていると『ピロリン♪』という音がした
次は誰から?公式アカウントか?
そう思いながら画面を見てみると、送ってきた相手は妃。
画面をタッチしトーク画面を開く
えーっとなになに……?
『ごめん。10時に出来る?』
10時……まぁまだ9時だし……
『了解』
私はそう送り、スタンプ一覧から可愛いウサギのスタンプを送った
◇
時間が経ち9時45分。
ドーナッツのラッピングも済ませバッグに入れて自分の荷物をもって外に出る
自転車に鍵を差し、自転車に乗る
リオンまでは近いので自転車で10分くらい。
ちょっとギリギリかもしれないが早すぎても遅すぎても恐らく妃はいない。
これくらいがちょうどいいのだ。
……って、さっきから誰に喋ってんだろ。自分。
まぁ良いや。
ペダルに足をかけ、自転車をこぎ出した。
◇
10時ちょうど。
私はドーナッツを手に持ちリオンの南入り口前で妃を待っていた。
妃はいつも────早めについてるはずなんだけど。今日はいない。
何かあったのかな────?
と、そう思ったとき。
「閖亜!遅れてごめん!」
少し大きい綺麗な声が聞こえた。
声のした方を見ると、黒いリボンがついた白いパーカーを着て赤いスカートを履き、黒いストッキングを履いてるモデル体型の妃がやって来た。
……いつ見ても妃は本当に綺麗。
「ほんとごめんね……お菓子、どうする?」
謝ったあと、妃は茶色い紙袋を持ち上げてそう言った
確かに……お菓子をいつまでも持ち歩いている訳にはいかないよね
「先に少し買い物でもして……そのあとどっかでお茶しながら食べる?」
「そうだね。じゃ、行こっか」
妃はそう言うと同時に、私と妃はリオンの中に入った。
◇
12時。
私と妃は先程の買い物でお揃いのペンポーチとストラップ、マスコット、その他ノートなどの文房具を買った。
自分にはいったいそんなに物を買うお金が何処にあるのか……と思うが……
お金は全部この日のために少しずつ貯めてきた。
……まぁ少ししか貯まってないからもうあまり買えないけど。
「ここにしよっか」
……妃が選んだのは、『sweat × sweat』という女の子に人気があるカフェ。
ドリンクも美味しいし、サンドイッチ等も美味しいという……らしいが私はあんまり来ない。
何でって……この私には程遠い世界だからだよ!