コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: トリック!! ( No.22 )
- 日時: 2015/12/30 10:27
- 名前: つばさ (ID: 0zbVOBmK)
〜本編です
無事(!?)
帰って来た私は寮に戻った。
レモン「あ〜。帰って来た。」
ハーブ「お前は何かとはぐれるな。」
ファイ「宿題やるぞ。」
サリナ「あああああああああっ!」
宿題忘れてた〜!
ああああああ
ゆっくりできない〜!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
サリナ「終わった〜!」
うん。いつものよーに遅い!
もう寝ようかな〜。
レモン「サリナはいつになっても進歩しない気がする」
ハーブ「ある意味進歩したら、奇跡だな。」
ファイ「こんな問題が解けずによく光明の天才の矢が跳ね返るよな。」
後ろですっごくズタボロに言われてる気がするけど、まあイイや!
- Re: トリック!! ( No.23 )
- 日時: 2015/12/30 10:40
- 名前: つばさ (ID: 0zbVOBmK)
〜本編です
帰ってきてから数週間。
私がもうスッカリ忘れていた頃。
廊下でコルクちゃんと再会したんだ!
それで・・・・
コルク「チーム5人目?」
サリナ「どーかお願いできない!?」
コルク「サリナさんとトリックをしたのは楽しかったし、異論はないですけど、ちょっと考えさせて。」
サリナ「うん。わかった。」
コルク「じゃあ、今日寮の共同フロアで待ってますから。」
サリナ「あ、私そこで宿題してるから。声かけて。」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
サリナ「はああ。今日は少なくて良かった。」
珍しく早く終わったんだ。
コルク「お疲れ様です。」
んで、コルクちゃんは、入ることになりました!
そこをしっかり説明する・・・・・・
ガシャーンッ
いつかに聞いた音。
ああ。そうだ汽車でーーー。
?「借りを返しに来た。サリナ。」
あ、あの白髪の男子!?
?「あの時伝え忘れていた。オレはライフ。浮遊に所属している。」
ライフ・・・・・?
- Re: トリック!! ( No.24 )
- 日時: 2015/12/30 20:39
- 名前: つばさ (ID: .Cs7UCz5)
〜本編です
ライフ「まあ、こい。」
サリナ「ふええ!?」
ぐいっ!と腕を引っ張られて、窓まで来た途端、
ふわあーーーー。
う、う、う浮いた!?
サリナ「ええっ!?」
どーなってんの!
ライフ「浮遊のやつは暗示をかければ誰でも浮かせられる。」
サリナ「す、すごい!」
ライフ「こんなことはどうでも良い。下を見ろ。」
下?( .. )\
そこにはーーー
サリナ「キレーっ!」
夜景が広がってた。
ライトが光ってて、凄い!
初めて見た〜!
ライフ「お前の両親ってーーー。」
いきなりライフが話しかけてきた。
サリナ「ああ。いないよ。お父さんもお母さんも私を捨てていなくなっちゃったから。」
ライフ「寂しいんだろ?」
ーーーズキッ。
久し振りの感覚
サリナ「別に。これくらい大丈夫だけど。」
ライフ「オレは人の事を見通せる能力を持ってるんだ。」
サリナ「ーーーーえ。」
ライフ「初めて見た時も思った。強がってるよなサリナって」
サリナ「な、何言ってーーー。私は一人でも、へーき。それにレモン達もーーー。」
声が震える。
レモン達に会ったときもこんな風になった。
一人だけ。
持ってないものがあった。
忘れていたのに。いや、忘れようと必死だったのに、ライフのせいでーーーー!
ツウーと、頬を暖かいものが流れる。
ああ。私、ないてるんだーーーー。
- Re: トリック!! ( No.25 )
- 日時: 2015/12/31 22:21
- 名前: つばさ (ID: 0zbVOBmK)
〜本編です
サリナ「な、なんでーーーっ」
ライフ「いつまでも強がってないで、泣けば良かった。」
サリナ「はあ?」
ライフ「あいつらを頼ってやれよ。」
あいつらって、レモンとかハーブとかコルクとか、あと、ファイも。皆。
私 頼ってなかった・・・?ううん。違う。
サリナ「だって、こんなとこ見られたくないし。」
いつも頼ってるから。
迷惑なんてかけたくなかった。
だって、いつものよーに笑ってたい。
元気でポジティブな女の子って存在でしか私はないから。
ライフ「自分を追い詰めるな。」
サリナ「私はそういう存在でしかないから。」
ライフ「違う。」
サリナ「えーー?」
ライフ「少なくとも、オレはお前に怪我の手当てをしてもらった。」
サリナ「それは当たり前ーーー。」
ライフ「本当に元気なだけが取り柄なやつはそんなことしない。」
サリナ「だってーーーーー。」
ライフ「お前のおかげで今 笑っているやつだっている。」
私は人のためになってるーーーー。
いつも頼ってばかりの私が?
ライフ「頼ってばかりじゃねーよ。一人で必死に生きてんじゃん。」
サリナ「そんなことーーーー。そんなことないよーー。」
ぼろぼろ涙がこぼれる。
目とかすっごく赤くて情けないと思う。
ライフ「いつも頑張って強がりすぎなんだよ。だから今日は泣け。」
サリナ「うんーーーー。」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
レモン「サリナーーっ!」
目が覚めた時にはライフの姿はなくて、皆がいた。
私、もう大丈夫だよ。
貴方が教えてくれたから。
ありがとう
ライフーーーーー
〜・::借りは返した。また何処かで会おう::・〜
夜空にライフの声が響いたーーーー。