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〜本編です








では、イキマショー！

ライミ「いくぞ。」

バサッ！

サリナ「わあーーーーーーー！」

ライフとは、似ても似つかない黒い翼。

キレイーーー。

ライミ「おかしいーーーーだろう？」

サリナ「え？何が？」

ライミ「私の翼」

もしかして、気にしてる？

ライミ「浮遊では私だけだ。こんな醜い翼。」

サリナ「醜い！？意味不明！こんなにキレイなのに。」

黒い翼の何が悪いの？

ライミ「黒い翼はあってはいけないもの。でも、兄様は手を差しのべてくれた。」

フッと、綺麗な笑みを浮かべた。

さすが。ライフの双子。美麗だ〜。

ライミ「私と兄様はほんとは双子ではないぞ？」

サリナ「ーーーーーーは？」

こんなに似ているのに？

ライミ「赤の他人。ーーーーーーー昔は幼なじみとして育っていた。でも、私の両親が犯罪者でな。」

サリナ「赤の他人でも、似すぎだよ！」

ライミ「私は髪を染めているだけで、元々はこんな色ではない。」

そうなのーーーーーーーー！？

ライミ「それに、本当は兄様なんて呼びたくはーーーーーーー」

えーーーーーーーー？

ライミ「な、何でもないッ！」

２人って、なんか、ギスギスしてない？



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ライフ「また再会出来たな。サリナ」

いや、あんたが呼んだのよ。

サリナ「久し振り。ライフ。」

ライフ「もういい。ライミ。」

ライミ「はい。兄様」

何この上下関係的な？

サリナ「で、何？」

ライフ「きてほしい」

バサッ。

サリナ「ちょ、ちょっと！」

この体勢って、お姫様抱っこ！？

ライフ「ライミの事なんだが。」

サリナ「？」

ライフ「オレはあいつの事を女としてみている。」

サリナ「うん。ライミ女の子だもん。」

ライフ「はあーーーーーーー。」

え？

サリナ「何？その反応？」

ライフ「鈍いな。サリナに言おうとした、オレがバカだった。」

サリナ「はあ？ひどい。」

ライフ「はっきり言って、オレはあいつの事が好きだ。」

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

サリナ「はあ！？双子でしょ！？」

ライフ「違う！オレとあいつは赤の他人だ！」

そっか。

そう言ってたね。ライミも。

いや、でも、そんなこと有り？

ライミのことも考えてみたらさ。

ん？そういえば、ライミは何て言おうとしてたのかなあ？

いきなりライフが『好きだ！』何て言ったらライミは何て言うかな

双子の仲も切れちゃうんじゃ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・！！！

〜本編です









〜☆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー☆〜

ん？ここどこ？

フワフワしてる。

んん？あそこにいるのってーーーー

白髪の男子と、ーーーーーーー。綺麗な長い黒髪の女の子。

もしかして、ライフとライミ！？

でも、これって、2、3年前だよね？結構小さいし。

ライフ「ライミ。これからはーー、」

ライミ「大丈夫。私、頑張るよ。ライフ」

あ、今 ライミーーーー。

兄様って読んでなかった。

何かこっちの２人の方が仲良さそうだな。

〜☆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー☆〜

パチッ。

目が覚めた 夢か。

そうそう。

ライフとライミは、赤の他人で

ライフがライミの事が好きーーーーーっと。

ウーン。どーすれば？

レモン「サリナ〜。授業 遅刻するよー！」

サリナ「うわあ！ヤバイな。」

もー。

何か振り回されてるんだけど！？