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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 魔法が使える世界 ( No.10 )
- 日時: 2015/12/06 12:48
- 名前: 胡桃 ◆/GgRTOxpqo (ID: QJSI9r3P)
「何!?」
三人は、いきなりだったからか、驚いてしまった。女王様は、お城の天井が爆発すると、天井が落ちてくる。しかも、鉄で出来ている。それに対し、危ないと思い、菜々子やティナナ等、お城に居たメイド達にも逃げさせた。そして、女王様も、お城から素早く逃げた。どうやら、魔法の世界の人々や妖精も、お城に集まって来たらしい。
「皆、無事かしら・・・?」
心配そうな顔をしながら皆の方を向いた。もうお城に居る人間と妖精は、誰も居なかった。それに、怪我をした者も、誰一人居なかった。不幸中の幸いだったのだろうか。だが、お城は天井が爆発したが、家具や床も傷が付いてしまい、お城はボロボロになってしまった。
「一体、何だったんだろう・・・」
菜々子がそう呟くと、誰かの笑い声が聞こえた。それは、ルモィナだった。人々や妖精は、ルモィナの方を向き、何かと逆らっていた。黒いマントを着て、顔も見えなくしている。そして、ルモィナは笑いながらこう言った。
「ハーッハッハッハッ!この世界は、私が滅ぼしてやる!地獄の底に落としてやるって事さ!アハハハハッ!ま、嫌ならこのルモィナ様を倒す事だな!お前らは初戦、倒せないだろうけどな!」
ルモィナは、悲惨な事を言いながら消えてしまっな。女王様は、怒りながら「貴女の好きに何て、させません!きっと倒します!」と、ルモィナに強い言葉を言った。人々や妖精も、怒りながらルモィナの消えた所を見つめ、怒った様な表情をしていた。菜々子も、真剣な顔をしながら、小さな言葉を呟く。
『あれが、ルモィナ・・・』
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