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Re: 魔法が使える世界 ( No.19 )
日時: 2015/12/07 18:12
名前: 胡桃 ◆/GgRTOxpqo (ID: CCQdUj5A)


「どれぐらい終わったんですか?」
聞いてみると、もう少しで全て書き終わるらしい。三時間ぐらい前からやっていたのだから、そうだろうと思っていた。
菜々子は、その次にお礼を言った。その時の目は、美少女と言える様な可愛い目をしていた。
優樹も、可愛い所が有るんだな。と、小さく心の中で感じた。五分後。ようやく、優樹は終わったらしい。優樹は、菜々子にノートをそっと見せた。
そのノートには、魔法の事が沢山書かれていた。これを優樹だけで書いてしまうとは、やはり凄いと思った。一ページ、二ページと、菜々子には丁寧に見せていた。いつもはパラパラとしてしまうのに、何故だろうか。
ノートを見せていると、女王様が使っていたホームトーンの魔法が有った。これは、ホームトーンと叫ぶだけの魔法。とくに、難しい事ではない。だが、ある程度の能力を付けなければ、何度やっても家は出現しない。
そして、ある程度の能力を付けなければならない。と言うのは、女王様に聞きに行けば分かると優樹は言う。菜々子は、女王様に会いに行こうとした。
だが、それにはティナナとロイも連れて行かなければならない。妖精は、いつでもおともをしなければならないのだ。
ティナナとロイを起こし、朝ご飯を食べ、歯磨き等を済ませ、パジャマから普段着に着替え、女王様の所に行こうとした。
だが、菜々子は優太の事を忘れていなく、優太の事も女王様の所に行こうと言った。
優樹は、一人にするのは良くないと思い、仕方なく連れて行く事にした。菜々子と優樹以外の三人は、今まで寝ていたからなのか、相変わらず眠そうだった。