赤莉視点−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−まぶしい光がおさまって、あたし達がそれぞれ手に握っていたのは— 「なんだこれ!?」武器。もう一度言おう、武器。皆それぞれべつべつの武器を手に持っていた。ちなみにあたしのは日本刀。 「ってなんでやねん!」ツッこんじゃったよ!ボケ要員のあたしがツッこんじゃったよ! 「話の順番が逆になったけれど、実はその力で守って欲しいものがあるの。 その「力」と姫を、守ってくれない?」